数値を指定された桁数に丸めます。
構文
ROUND (数値, 桁数)
注記: 必要な区切り記号(カンマまたはセミコロン)は、コンピュータの地域設定に自動的に対応します。
引数のデータタイプ
数値:整数、数値
桁数:整数
桁数引数が正の場合、指定された小数点以下の桁数に丸めます。(後述の「数式1」を参照)。
桁数引数がゼロの場合、数値は最も近い整数に丸められます。(後述の「数式2」を参照)。
桁数引数が負の場合、小数点の左側が丸められます。(後述の「数式3」を参照)。
結果のデータタイプ
数値
結果に表示される小数点以下の桁数は、[環境設定]→[作業単位]の設定によって異なります。
例
ROUND (46.9855, 2)
結果
46.99
ROUND (46.9855, 0)
結果
47.00
ROUND (46.9855, -1)
結果
50.00
注記
常に切り上げるには、切り上げ [ROUNDUP]を使用します。常に切り捨てるには、切り捨て [ROUNDDOWN]を使用します。
特定の倍数に丸めるには、倍数に四捨五入 [MROUND](または倍数に切り上げ [MROUNDUP]または倍数に切り捨て [MROUNDDOWN])を使用します。