ARCHICADには次の3つの荷重ツールがあります。
•構造点荷重
•構造線荷重
•構造面荷重
設定を開くには、ツールボックスでツールをダブルクリックします。
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点荷重の設定 |
線荷重の設定 |
この荷重要素の荷重ケースを選択します。
荷重ケースは荷重要素を表示するかどうかを定義します(レイヤー状態に応じた要素の表示と似ています)。
コメント:
–荷重ケースパレットを使用して、表示する荷重ケースを設定します。[構造]作業環境ではデフォルトで表示されます。
–表示する荷重ケースは、ビュー設定でビューごとに保存できます。
タイプ
荷重の動作を示す方法として、[荷重]または[モーメント]を選択します。
モーメントは、二重の矢印と曲線の矢印で示されます。
点荷重 点モーメント
分布(線荷重のみ)
その長さに沿った荷重の配分方法を示します。
•[均一]:荷重は辺に沿って均一に分配されます。荷重値は両端で同じです。
•[台形]:両端の荷重値が異なります。荷重の強度は2点間で直線的に変化します。
座標系
荷重値のベクトル方向を解釈する方法を定義します。
•[グローバル](座標系):プロジェクトのグローバルな座標系
•[ローカル](座標系):荷重の親要素に定義された方向
荷重値
荷重ごとに、各方向の強度を指定します。
点荷重値 |
説明 |
点荷重 |
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Fx, Fy, Fz |
X、Y、Z方向に適用される荷重の大きさ |
点モーメント |
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Mx, My, Mz |
X、Y、Z方向に適用されるモーメントの大きさ |
線荷重値 |
説明 |
線荷重 |
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px, py, pz |
線荷重に沿った全ての点でX、Y、Z方向に適用される荷重の大きさ |
px1, py1, pz1 |
線荷重の始点でX、Y、Z方向に適用される荷重の大きさ |
px2, py2, pz2 |
線荷重の終点でX、Y、Z方向に適用される荷重の大きさ |
線モーメント |
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Mx, My, Mz |
線荷重に沿った全ての点でX、Y、Z方向に適用されるモーメントの大きさ |
Mx1, My1, Mz1 |
線荷重の始点でX、Y、Z方向に適用されるモーメントの大きさ |
Mx2, My2, Mz2 |
線荷重の終点でX、Y、Z方向に適用されるモーメントの大きさ |
面荷重値 |
説明 |
px, py, pz |
面荷重のX、Y、Z方向に適用される荷重の大きさ |
荷重ツールと荷重タイプごとに、[オプション]→[プロジェクト設定]→[構造荷重の単位]でその単位を設定します。