ビューの再構築の高速化

ARCHICADでは、長い操作におけるマルチコア処理が継続的に改善されています。ARCHICAD 23では、線、円弧、ポリライン、スプラインなどの単純な要素のビューを最初に再構築するときにマルチスレッドが導入されています。これは他部門や実地調査から受け取った大規模なdxf/dwg図面に非常に効果的です。

変更部分のみを再構築

多くの場合、ビュー設定の変更はわずかな要素にしか影響を与えません。ARCHICAD 23では、これらの要素を特定し、その要素のみを再構築して、大部分の要素をそのまま保持することで再構築時間を大幅に削減します。

この技術は、プログラム全体の多くの分野に影響を与えます。例えば、単一レイヤーを瞬時にオフにすることができます。これは計算が不要であり、ごく少数の要素しか表示されないためです。また、参照ビューにも適用されるため、「参照パレット」はほぼ一瞬で更新されます。