窓とドアの処理と動作は非常に似ているため、一緒に説明します。
ARCHICADでは、ドアと窓は実際の窓とドアの外見と動作を再現します。これらは常に壁に配置されます。
ドアと窓を入力すると、壁に実際の透明な開口が設けられるため、3D表現がさらに正確で現実的になります。ガラスの材質により光が入るため、レンダリングビューで窓やガラスドアは透けて見えます。立面図では、ガラス板はソリッド形状として表されます。
窓またはドアの図形作成法は、ライブラリ部品に含まれている情報によって定義されています。汎用の要素では、窓やドアをプロジェクトに配置する前または後に、そのサイズと形状をかなり自由に修正できるものがありますが、実際のメーカーのカタログに掲載されている品目に対応するより特殊なデザインでは、定義どおりにしか配置できず、変更の可能性は制限されます。
ドアまたは窓を選択するには、ドアまたは窓の設定を開きます。ここでは、ロードしたライブラリからドアと窓を選択できます。必要に応じて、設定ダイアログを使用してパラメータを調整します。
ドア/窓のパラメータの設定については、「ドア/窓ツールの設定」を参照してください。
ARCHICADには、コーナー窓および天窓用のツールが個別に用意されています。次のセクションを参照してください。