現在のBIMcloudへのコンポーネントのアップデート

コンピュータ上に既存の旧バージョンのBIMcloudコンポーネントが存在する場合は、全てのコンポーネントを最新バージョンにアップデートすることをお勧めします。これにより、最新のBIMcloud機能および修正へのアクセスが確保されます。

BIMcloudインストーラを起動すると、既存のBIMcloudコンポーネント(BIMcloud Manager、BIMcloud Server、Delta Cache)がコンピュータで自動的に確認され、アップデートが利用可能なものがリストされます。その後、インストーラから直接アップデートを実行できます。

アップグレードプロセスでは、サーバー上の既存のデータと設定をそのまま保持します(ユーザー、役割、プロジェクト、アクセス権)。

このワンステップアップデートプロセスは、バージョン2018.2以降からBIMcloudコンポーネントの更新で動作します。

このセクションのトピック

コンポーネントのアップデート(BIMcloud 2018.2以降)

BIM Serverの旧バージョンのアップデート

BIMcloudコンポーネントの識別方法

コンポーネントのアップデート(BIMcloud 2018.2以降)

1.BIMcloud インストーラを起動します。

2.既存のコンポーネントが検出されました。これらをアップデートすることをお勧めします。[既存のコンポーネントのアップデート]をクリックします。

https://helpcenter.graphisoft.com/jp/wp-content/uploads/sites/3/bimcloud-help/20_bimcloudinstallguide/UpdateExisting.png 

3.アップデート可能なコンポーネントがポップアップでリストされます。アップデートするコンポーネントを1つ選択します(例:BIMcloud Manager)。

https://helpcenter.graphisoft.com/jp/wp-content/uploads/sites/3/bimcloud-help/20_bimcloudinstallguide/ComponentPopup.png 

[次へ]をクリックします。

4.コンポーネントがアップデートされます。古いバージョンが削除され、その場所に最新バージョンがインストールされます。

https://helpcenter.graphisoft.com/jp/wp-content/uploads/sites/3/bimcloud-help/20_bimcloudinstallguide/UpdateServerSuccess.png 

[終了]をクリックします。

5.インストーラを再度実行して、リスト内のその他のコンポーネントをアップデートします(例:BIMcloud Server)。

BIMcloudコンポーネントの識別方法」も参照してください。

6.アップデート可能な全てのBIMcloudコンポーネントがアップデートされると、インストーラはアップデートオプションを提供しなくなります。

https://helpcenter.graphisoft.com/jp/wp-content/uploads/sites/3/bimcloud-help/20_bimcloudinstallguide/InstallNoUpdate.png 

推奨ワークフローの詳細については、https://helpcenter.graphisoft.com/jp/knowledgebase/107829/を参照してください。

BIM Serverの旧バージョンのアップデート

BIM Server 19、20、21は、ワンステップでBIMcloudの最新バージョンにアップデートすることはできません。

ただし、2ラウンドアップデートプロセスでこれを実行します。コンポーネントを2020.1にアップデートしてから、2020.2にアップデートします。

次の操作を実行してください。

1.BIMcloud 2020.1をここからダウンロードします。

2.このインストーラを実行し、BIMcloud ManagerをBIMcloud 2020.1にアップデートします。

3.インストーラを再実行し、BIMcloud ServerをBIMcloud 2020.1にアップデートします。

BIMcloud 2020.2にアップデートできるようになりました。

4.最新のインストーラを実行し、BIMcloud ManagerをBIMcloud 2020.2にアップデートします。

5.インストーラを再実行し、BIMcloud ServerをBIMcloud 2020.2にアップデートします。

Macユーザーへの注記:

BIMcloudをMac OS 10.15システムでインストールするかアップデートする場合は、アプリケーションフォルダまたはそのサブフォルダ内の場所を選択する必要があります。

BIMcloudをMac OS 10.15システムでインストールするかアップデートする場合は、BIMcloudにフルディスクアクセスを承認する必要があります。BIMcloudフルディスクアクセスツールが自動的に表示され、手順のガイドが開始されます。

詳細は、こちらのヘルプセンターの記事を参照してください。

BIMcloudコンポーネントの識別方法

複数のBIMcloud Serverと(v2018以降の)複数のBIMcloud Managerがインストールされている場合、インストーラの実行時にアップデート可能なコンポーネントのリストが長くなる可能性があります。

旧バージョンのコンポーネントは、バージョン番号で識別されます (例:BIMcloud Manager 21、BIM Server 19)。

v2018以降では、BIMcloudコンポーネントは、インストールフォルダの名前(インストール日を含む)で識別されます。このフォルダ名は自動的に付けられるため、変更できません。

以下の場所で、インストールしたBIMcloudコンポーネントを名前で確認できます。

BIMcloud Managerの[ステータス]ページ([サーバー]ページ)で

https://helpcenter.graphisoft.com/jp/wp-content/uploads/sites/3/bimcloud-help/20_bimcloudinstallguide/InstallFolderIdentify.png 

BIMcloudトレイアイコンで

BIMcloudトレイアイコン」も参照してください。