環境:HDRI Sky(Cineware)

ARCHICAD 25 Solo版では利用できません

HDRI Skyは、レンダリング用の背景画像と環境光源を提供する画像です。

HDRI画像は、拡散光とぼやけたシャドウ(シャープでないシャドウ)を提供します。

HDRI Skyの設定には、個別の太陽光は含まれません。ARCHICAD太陽光の効果を使用するには、Cinewareの[基本設定](「光源」を参照)で[太陽光]をオンにする必要があります。太陽光のスライダ値を増やすと、シャドウのシャープネスも増えます。

[空設定]パラメータから[HDRI Sky]を選択します。

https://helpcenter.graphisoft.com/jp/wp-content/uploads/sites/3/archicad-25/140-2_cinerenderdetailed/SetupHDRISky.png 

HDRI画像

[HDRI画像]で、[ファイル名]パラメータをクリックして画像を選択します。

https://helpcenter.graphisoft.com/jp/wp-content/uploads/sites/3/archicad-25/140-2_cinerenderdetailed/HDRISkyDetailed.png 

ライブラリの定義済みの画像を使用するか([Himg] HDR画像フォルダ)、独自の画像を作成します (独自の画像を作成する場合は、球面ビューを使用してください。使用しないと画像が変形します)。

[X軸のミラー]/[Y軸のミラー]:画像にミラー効果を適用します。

デフォルトでは、以下の効果がオンになっています。ただし、全てのパラメータをオフにするか、または1つだけオンにすると、特定の効果が得られたり、レンダリング時間を最適化したりすることができます。

[天空可視度]:これをオフにすると、[HDRI Sky]のパラメータは依然としてレンダリングに影響を与えますが、天空自体を表示することはできません。

[露出]:この設定を使用して、HDRI画像と標準画像の明るさを調整します。

-注記:これは、表示されている反射/屈折したHDRI Skyにのみ効果があり、[天空輝度]に使用されるHDRI Skyには効果はありません。

[黒色点]/[白色点]:これらの点はそれぞれ最も暗い点と最も明るい点を定義します。この情報はヒストグラムに保存されます。後から、いずれかの点を移動させた場合、それに応じて暗さと明るさのレベルが調整されます。

[天空輝度]:その他の効果をオフにすると、[天空輝度]をオンにすることができます。このパラメータだけでHDRI Skyの光源効果を得ることができます。

[色]/[強度]コントロールを使用して、HDRI画像のこれらの輝度パラメータを変更します。

[ボケの量]および[ボケの強度]コントロールを使用して、画像の輝度のぼかし効果に影響を与えます。

[天空反射]:[天空反射]をオンにすると、例えば、環境自体をレンダリングすることなく、ガラス建築に反射する環境を表示できます。

[天空屈折]:HDRI Skyの屈折効果のオン/オフを指定できます。

[回転]:これらのコントロールを使用して、HDRI Skyの画像を回転させます。

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