エネルギー評価におけるモデル形状と材質特性の自動分析

スペースバウンダリの生成

[デザイン]→[エネルギー評価]→[エネルギーモデル再検討]を選択すると、モデル形状の自動分析機能により、ARCHICADの建築情報モデル(BIM)が建築エネルギーモデル用の入力に自動的に変換されます。

[エネルギーモデル再検討]パレットが表示される前に、内部空間を表すゾーンを基準とした方向と位置に従って、表示されている構造と開口部は分析され、自動的にスペースバウンダリが生成されます。これらのスペースバウンダリは、表示される[エネルギーモデル再検討]パレットの構造と開口部リストの内容で構成されます。

注記:プロジェクトでエネルギー評価を初めて選択した場合、表示可能な全てのゾーンがデフォルトのヒートブロックに自動的に変換されます。これにより、単一のヒートブロックの建築エネルギーモデルが表示されます。

複数のヒートブロックを含む詳細なエネルギーモデルを定義する方法については、「ヒートブロックを作成する」を参照してください。

エネルギーモデル再検討を更新

ヒートブロックデータの再定義後、あるいはARCHICAD構造または開口部境界の形状の変更後に、[エネルギーモデル再検討]パレットの左上隅にある[エネルギーモデル再検討を更新]コマンドを使用します。これにより、スペースバウンダリを表示し、エネルギーモデルは最新状態のARCHICADモデルを反映します。

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