[編集]→[分配]を使用すると、さまざまな条件を付けて、選択した要素を均等に分配することができます。
「要素の連続コピー」で[連続コピー]コマンドの[分配]オプションも参照してください。
[分配]コマンドを使用するには、少なくとも2つの要素を選択する必要があります。
ARCHICADは、要素の周囲の(非表示の)境界線により、要素の上下左右と中央点を識別します。
例えば、次のようなコーナーテーブルオブジェクトを含む要素を分配する場合を考えます。
ARCHICADは、テーブルの境界線の中央点(ここでは、赤で示されています)を使用します。
注記:分配する要素の別の配置基準点を使用する場合は、[特殊分配]オプション([編集]→[分配]→[特殊分配])を使用します。
X軸: 両終端の選択された2つの要素はそのまま残り、残りの要素はその2つの間に均等に分配されます。
例えば、壁に沿って均等に分配された3つの窓があるとします。
•デザインを変更して、壁を延長して窓をあと2つ追加します。
全ての窓を均等に分配するには、[編集]→[分配]→[X軸]を選択します。
Y軸: 両終端(垂直方向)の選択された2つの要素はそのまま残り、残りの要素はその2つの間に均等に分配されます。
例えば、エリアの後ろ側の壁に対して椅子を均等に分配するとします。椅子を選択し、[編集]→[分配]→[Y軸]を選択します。
XY軸: 両終端(左上と右下)の選択された2つの要素はそのまま残り、残りの要素はXYの斜線に沿って均等に分配されます。
例えば、教室の中で9つの机が大まかにV字状に配置されているとします。
机を正確に分配するには、5つの机を1つのグループとして選択して、[編集]→[分配]→[XY軸]を使用します。
最初のグループ:
5つの机を2番目のグループとして選択し、同じ手順を繰り返します。
最終結果: