ホットリンク設定

ARCHICAD 24 Solo版では利用できません

次の場所にあるホットリンク設定が使用可能です。

[ホットリンクを配置]ダイアログボックス

[ホットリンク選択設定]。次のいずれかから選択したホットリンクモジュールで使用できます。

モジュールのコンテキストメニューから[ホットリンク選択設定]を選択、または

[ファイル]→[外部参照]→[ホットリンク選択設定]を使用

https://helpcenter.graphisoft.com/jp/wp-content/uploads/sites/3/archicad-24/080_collaboration/PlaceModuleHLSettings00233.png     https://helpcenter.graphisoft.com/jp/wp-content/uploads/sites/3/archicad-24/080_collaboration/ModuleSettings.png

ネストされたモジュールを無視(ホットリンク設定)

互いにネストされた複数の層のホットリンクモジュールを作成できます。

注記: IFCまたはRhinoベースのモジュールにネストされたモジュールを含めることはできません。ただし、IFC/RhinoベースのモジュールをPLNのホットリンク内にネストすることができます。

このホットリンクにネストされたモジュールを含めたくない場合は、[ネストされたモジュールを無視]をオンにします。これは現在のホットリンクにのみ適用されます。

無視されたモジュールを再度含めるには、[ホットリンク選択設定]を開き、ボックスをオフにします。

注記: このモジュールの全てのホットリンクのネストされたモジュールを無視または含めるには、ホットリンクモジュールマネージャーを使用します。

ネストされたモジュール(ホットリンクモジュールマネージャー)」を参照してください。

モジュールを変更

別のモジュールを選択して、選択したモジュールを置き換えます。

ホットリンクを解除 (埋め込み要素)

ホットリンクを解除(埋め込み要素)」を参照してください。

ファイルに保存

ホットリンクをファイルとして保存...」を参照してください。

マスターレイヤー

マスターレイヤーは、ホットリンクの表示状態とロック状態を全体として制御します。このマスターレイヤーはホストファイルの通常のレイヤーであり、他の要素を含むことができます。

同じモジュールのホットリンクを異なるマスターレイヤーに割り当てることができます。

要素自体は、要素固有のレイヤー割り当てを維持しているため、その名前の付いたレイヤーが存在する場合には、現在のプロジェクトの対応するレイヤーに配置されます。必要に応じて新規レイヤーが作成されます。

IFCファイルをホットリンク」も参照してください。

モジュール内の個々の要素の表示状態は、要素固有のレイヤーに依存します。

ソースファイルのレイヤーセットはモジュールと共にインポートされません。

注記:最良の結果を得るには、ソースファイルとホストファイルの両方で同じレイヤー構造を使用してください。

マスタID

このホットリンクのオプションのカスタムマスタIDを定義します。これは、各ホットリンク要素の要素IDに追加されるタグです。

例:客室をホットリンクする場合は、その部屋番号に対応するマスタIDを定義します。この場合、ホットリンクの各要素の要素IDは、この部屋番号(例えば、R213)によって拡張されます。

https://helpcenter.graphisoft.com/jp/wp-content/uploads/sites/3/archicad-24/080_collaboration/MasterID_Furniture.png 

ゾーン要素IDをマスタIDで拡張

別の例:ゾーン要素IDを、それが属するホットリンクのマスタIDで拡張します。

例えば、マスタIDがR213であるモジュールの一部として、ソースファイル内の要素IDがBathroomであるゾーンがホストファイルに配置されたとします。この場合、そのゾーンIDはR213 Bathroomになります。

注記: このフルゾーンIDを表示するには、ゾーン設定が「ホットリンクと要素ID」表示形式を使用していることを確認してください。

https://helpcenter.graphisoft.com/jp/wp-content/uploads/sites/3/archicad-24/080_collaboration/FullElementID.png 

向き

ホットリンクを特定の角度で配置する場合は、[向き] フィールドに値を入力します。この値は、ソースファイルの向きと比較されます。

[向き]フィールドの隣にあるボックスをチェックすると、ミラーモジュールを配置できます。

[ホットリンクの回転を反映するように固定角度要素の角度を調整する]:

これらの固定角度要素(ラベルやゾーンスタンプなど)を回転してホットリンクの新しい向きを反映させる場合は、これをオンにします。

フロアの組み合わせ

配置済みモジュールよりフロアが少ないホストプロジェクトに複数フロアモジュールを配置した場合、ホストプロジェクトに「適合」しないモジュールのフロアは表示されません。

ホットリンク設定に状態のフィードバックが表示されます。

https://helpcenter.graphisoft.com/jp/wp-content/uploads/sites/3/archicad-24/080_collaboration/TooManyStories.png 

これを解決するには、ホストプロジェクトで必要な数の追加フロアを作成します。

要素の高度

これらのコントロールは、ホットリンクモジュールのフロア構造がホストプロジェクトのフロア構造と同じでない場合に使用されます。

https://helpcenter.graphisoft.com/jp/wp-content/uploads/sites/3/archicad-24/080_collaboration/HLMElevationControls.png 

[ホストプロジェクトのフロア構造に高度を調整]: 要素の高度は、ホストプロジェクトのフロア高度の変化に従います。したがって、ホットリンク要素は垂直方向に変化します。

注記:このオプションを選択した場合は、上部リンクされた要素とドア/窓の高度に関する追加のオプションを確認してください(下記のコントロールを参照)。

[ホットリンクソースのフロア構造の高度を保持]: 全てのホットリンク要素は、ホットリンク挿入点を基準として元の垂直位置を保持します。

注記:IFCファイルをホットリンクする場合、「高度を保持」オプションを使用してください。そうしないと、インポートしたモデルの要素を別のフロア構造に配置するときに、壊れてしまう場合があります。

必要に応じて、追加オフセットを設定します(下記参照)。

追加オフセット

オプションの高さオフセット値を入力します。これにより、ホットリンク内の要素の高さの値が変更されます。

全てのドア/窓を壁下部に再リンク

これをオンにした場合:ソースファイルで下端またはヘッダーが特定のフロアにつながったドア/窓はフロアリンクを失います。また、その代わりに、ホストファイルの壁下部にリンクされます。

これをオフにした場合:ドアおよび窓の下端/ヘッダーは、ホストファイルのフロアにリンクされます。

上部リンクされた要素

[ホストプロジェクトのフロア構造に高さを調整]: 上部リンクされた要素をストレッチまたは縮小して、ホストファイルの対応するフロア構造に適合するように調整します。上記の「高度を調整」オプションが選択されている場合に使用可能です。

[ホットリンクソースフロア構造の高さを保持]: 上部リンクされた要素をストレッチしません(元の高さを保持します)。