ローカル座標系(SAFにエクスポート)

これは[SAFエクスポートトランスレータ]のパネルです。

各受信側ソフトウェアで、カタログから取得した断面が、ホスト1D部材のローカル座標系(LCS)で定義されている、そのデフォルトのXYZ方向に基づいてワークスペースに配置されます。

LCS標準はソフトウェアごとに異なるため、受信側ソフトウェアが使用する標準を選択する必要があります。SAFエクスポートトランスレータのこのパネルに示されるLCS標準のいずれかをクリックします。

SAFファイルのエクスポートでは、それに従って送信する要素がARCHICADで変換され、1D部材の断面が受信側ソフトウェアで正しい向きに設定されます。

https://helpcenter.graphisoft.com/jp/wp-content/uploads/sites/3/archicad-25/091_structuralanalysisformat/LCSPanel.png 

どのローカル座標系を選択すればよいかを知る方法

特定のソフトウェア用に最適化された事前定義済みのSAFトランスレータ設定をインポートした場合、ローカル座標系は正しく定義されています。

構造アプリケーション用に最適化されたSAFデータファイルをダウンロード」を参照してください。

受信側ソフトウェアで使用されるLCSを特定するには、以下の手順を実行します(そして以下の画像を表示します)。

1.L字型のARCHICADプロファイル属性を、受信側プログラムでこれに対応するものにマッピングします (向きが明確な、非対称のプロファイル(Lなど)を使用してください)。

2.受信側ソフトウェアで、デフォルトの配置を使用して(回転やミラーリングを行わずに)対応するL断面を配置し、ARCHICADプロファイルと同じ「向き」になるようにします。

3.配置された断面位置を1D部材のLCSで表示します。通常、欧州のソフトウェア(SCIA Engineerなど)はLCS 0を使用しますが、米国のソフトウェアはLCS 4(RISA-3Dなど)またはLCS 3を使用します。

4.SAFエクスポート用変換設定で、受信側ソフトウェアに対応するLCSオプションを選択します。

https://helpcenter.graphisoft.com/jp/wp-content/uploads/sites/3/archicad-25/091_structuralanalysisformat/LCS-export.png 

注記:SAFインポート用変換設定ではLCSを設定する必要はありません。SAFファイルをインポートしたときに、受信した要素位置は、「断面のLCS」モデルデータに基づいて自動的に変換されます。

関連トピック