モルフのブール演算

[デザイン]→[モルフを修正](または選択したモルフのコンテキストメニュー)から、以下の3つのブール演算を使用できます。

結合

減算

交差

注記:モルフとその他の要素との優先度に応じた接続も可能です。交差部(接合部)の組み立て要素(モルフを含む)における動作の詳細:

https://helpcenter.graphisoft.com/jp/wp-content/uploads/sites/3/archicad-23-solo-reference-guide//UnionFinal.png 

モルフのブール演算:交差、減算、結合

要素の交差」および「要素の結合:屋根、シェル、モルフ」を参照してください。

https://helpcenter.graphisoft.com/jp/wp-content/uploads/sites/3/archicad-23-solo-reference-guide//Boolean1.png     https://helpcenter.graphisoft.com/jp/wp-content/uploads/sites/3/archicad-23-solo-reference-guide//Boolean2.png

これらのコマンドは、最後に選択した要素がモルフである場合に使用できます。これらの操作はモルフにのみ作用します (モルフ以外の要素に対して操作を行う場合は、まずそれらの要素をモルフに変換します)。

他のARCHICAD要素のソリッド編集とは異なり、ブール演算は相互作用しません。編集の最終結果は永続的です。

結合

1.結合するモルフを選択します。

2.[ブール演算]→[結合]コマンドを実行します。

注記:選択したモルフが1つのみの場合、そのモルフはオペレータと見なされます。結合対象となる他の(ターゲット)モルフをクリックするように求められます。

https://helpcenter.graphisoft.com/jp/wp-content/uploads/sites/3/archicad-23-solo-reference-guide//UnionMorphChoose.png 

3.このコマンドを実行すると、選択したモルフは単一のモルフ要素に結合されます。

生成されたモルフには、最後に選択されたモルフの属性が使用されます。

減算

このソリッドモルフ編集を使用すると、他の要素から1つのモルフを減算できます。

1.減算するモルフを選択します。

2.[ブール演算]→[減算]コマンド(コンテキストメニューから)または[デザイン]→[モルフを修正]→[減算]を実行します。

注記:元の選択項目に非ソリッドモルフが含まれる場合、警告が表示されます。この場合、処理をそのまま継続する(非ソリッドモルフをそのまま残す)か、非ソリッド要素を表示することができます。

3.「選択を減算するモルフをクリックします」というメッセージが表示されます (ターゲットモルフとして表面をクリックできます。ソリッドをクリックする必要はありません)。

注記:モルフ以外のターゲット要素をクリックすると、警告を表すダイアログが表示されます。

https://helpcenter.graphisoft.com/jp/wp-content/uploads/sites/3/archicad-23-solo-reference-guide//solid_subtract_morph.png 

4.減算操作の終了後、オペレータ要素は削除されます。結果として常にモルフが表示されます。

交差

このコマンドを使用すると、複数のソリッドモルフを交差させて単一モルフを生成できます。

1.交差するモルフを選択します。

2.[ブール演算]→[交差]コマンド(コンテキストメニューから)または[デザイン]→[モルフを修正]→[交差]を実行します。

注記:選択したモルフが1つのみの場合、そのモルフはオペレータと見なされます。交差対象となる他の(ターゲット)モルフをクリックするように求められます。

https://helpcenter.graphisoft.com/jp/wp-content/uploads/sites/3/archicad-23-solo-reference-guide//IntersectMorphChoose.png 

3.このコマンドを実行すると、最初に選択したモルフの交差部が保持されて、単一のソリッドモルフが生成されます。

生成されたモルフには、最後に選択されたモルフの属性が使用されます。