ルーティング中の高さの相違

全てのルーティング作業は、[一定高さ]設定(ルーティングパレットに表示されるデフォルトの組み立て法)から始まります。

https://helpcenter.graphisoft.com/jp/wp-content/uploads/sites/3/archicad-24/086_mepmodeler/MEPConstruction.png 

ルーティングを開始すると、代替の組み立て法を選択できます。

(ルーティング中に、[座標情報]でも設定できます。)

垂直上昇: 組み立て法を[垂直上昇]に切り替えます。

平面図にダイアログボックスが表示されます。次の要素を終了させる高さを入力してください。[OK]をクリックしてダイアログボックスを閉じて垂直辺を配置し、ルーティングを続行します。

3Dウィンドウでは、垂直編集面に沿って辺を描画するだけです。

一定勾配角度:組み立て法を[一定勾配角度]に切り替えて、角度を入力します。角度の値を変更するか別の組み立て法に切り替えるまで、現在のルーティングの次の要素はこのスロープに沿って配置されます。

https://helpcenter.graphisoft.com/jp/wp-content/uploads/sites/3/archicad-24/086_mepmodeler/ConstantSlope.png 

注記:スロープの角度の単位(度またはmm/メートルなど)は[MEP設定]の[上昇/下降単位]コントロールで定義されます。

https://helpcenter.graphisoft.com/jp/wp-content/uploads/sites/3/archicad-24/086_mepmodeler/RiseDrop.png 

ルーティング中に3D編集平面を使用する

3Dウィンドウの場合:

ルーティングを開始して少なくとも1つの要素を上記の組み立て法を使用して配置します。

その後、次の組み立て法の1つに切り替えて(3D編集面アイコンの3つのフライアウトオプションから1つをクリック)、ルーティングを3D平面に沿って固定します。

https://helpcenter.graphisoft.com/jp/wp-content/uploads/sites/3/archicad-24/086_mepmodeler/MEP3DPlanes.png 

幅平面:ルーティングは幅平面に沿って続行します。この面は最後に配置されたルーティング要素の「幅」方向と基準線が交差する場所に作成されています。

高さ平面: ルーティングは高さ平面に沿って続行します。この面は最後に配置されたルーティング要素の「高さ」方向と基準線が交差する場所に作成されています。

垂直平面: 最後に配置された要素のベクトルに垂直な面に沿って、ルーティングを続行します。