デフォルトでは、(最後にバージョンが閉じられてから作成された)新規の変更の影響を受けるレイアウトは全て、自動的に新規の改訂IDを取得します。改訂IDは[レイアウト設定]の[改訂記録]パネルや、ナビゲータ、およびレイアウトの改訂記録スタンプ内に表示されます。
「レイアウト上およびレイアウト設定内の改訂記録データ」も参照してください。
現在のバージョンにレイアウト改訂の番号付けのロジックを定義するには、[新規のバージョン]または[バージョンの詳細]ダイアログボックスを使用します。この機能は、2つのチェックボックスによってコントロールできます。
プロジェクトの最初のバージョンでは、2番目のチェックボックスが常に有効になります。プロジェクトの全てのレイアウトは「新規」(全て青色でリスト表示)となり、全てがバージョンに追加されます。これは、全てのレイアウトに改訂IDが割り当てられることを意味します。
後続の全てのバージョンに対する番号付けの方法(デフォルト設定)
後続のバージョンの場合、デフォルトでは、どちらのチェックボックスにもチェックは入っていません。これは、変更がレイアウトに(手動で、または変更がレイアウトに表示された要素にリンクされた際には自動で)追加された場合にのみ、(新規の改訂ID付きの)新規のレイアウト改訂が作成されると言うことです。
2つのチェックボックスにより、異なるレイアウト改訂方法を使用できます。
•[全てのレイアウトで改訂を新規作成]:バージョンに追加された全てのレイアウトに対し、新規の改訂IDが割り当てられます(変更がない場合も含む)。
つまり、バージョンにレイアウトを追加すると、新規の改訂番号が付与されます。これは、単純な改訂番号付けロジックで、変更とは無関係です。
•[全てのレイアウトの改訂IDを上書き]:バージョンIDを改訂IDとして、バージョン内の全てのレイアウトに使用します。
つまり、バージョンの全てのレイアウトは単一で均一なIDを取得し、それはバージョンIDと同じものであるということです。これは、別の簡単な改訂番号付けロジックが必要なプロジェクト段階で役立つ場合があります。
次の場合にのみ、改訂記録またはナビゲータで修正することができます。
•レイアウト改訂がまだ発行されていない
•改訂IDが、バージョンIDによって上書きされていない([バージョンの詳細]内の最初のチェックボックスがチェックされている)。