RoofMakerの設定

([デザイン]→[屋根修正]→[RoofMaker])

[垂木の設定]ダイアログボックス

平面図で屋根を選択します。[デザイン]→[屋根修正]→[RoofMaker]メニューから[垂木の作成]を選択します(または、RoofMakerツールボックスから1番目のアイコンを選択します)。

[垂木の設定]ダイアログボックスが表示され、垂木のパラメータを設定できます。ダイアログボックスのプレビュー画像には設定の変更がそのまま反映されるため、垂木を配置する前にいくつか試せます。

https://helpcenter.graphisoft.com/jp/wp-content/uploads/sites/3/archicad-24/130_userinterfacedialogboxes/RafterSettings.png 

[幅]:垂木の断面の幅をここに入力します。

[高さ]:垂木の断面の高さをここに入力します。

[隅木の幅]:垂木の上の接続要素である隅木の幅を定義します。

[上部の隅木の角度]:どちらかのラジオボタン([直角]または[垂直])を選択すると、垂木と上部端の接続要素を結合する角度を定義できます。

[軒の角度]:ラジオボタン([直角]、[垂直]または[矩形切り取り])を選択すると、垂木の下部端をどのように切り取るかを定義できます。

[下端]:このボックスをクリックすると、垂木の一番下に下端を付着できます。下端の横断面は垂木と同じ横断面になります。

[下端の角度]:値を入力すると、下端の傾斜を設定できます。角度が0の場合、下端は水平になります。

注記:プレビューには下端に設定した角度は反映されませんが、画面および全ての出力では設定した値が正しく表示されます。

[材質]:ポップアップパレットから垂木の材質を選択します。

[谷木の幅]:谷木の幅を入力します。

[レイヤー]:垂木要素のレイヤーを選択します。

[軸の線の種類]:垂木の軸の線種を選択します。

[アウトラインを2Dで表示]:軸を含め垂木のアウトライン全体を平面図に表示する場合は、このボックスをチェックします。屋根の平面図では、通常、傾斜要素(垂木、隅木、谷木)の軸しか表示されませんが、アウトラインビューに一時的に切り替えると、要素間の接続をしやすくなります。

[OK]をクリックすると平面図に戻ります。

[複数の垂木]ダイアログボックス

平面図で屋根を選択します。[デザイン]→[屋根修正]→[RoofMaker]メニューから[複数の垂木の作成]を選択します(または、RoofMakerツールボックスから適切なアイコンを選択します)。

このダイアログボックスのコントロールは[垂木の設定]ダイアログボックスのコントロールと同じですが、複数の垂木に関係するコントロールも有効になります。

https://helpcenter.graphisoft.com/jp/wp-content/uploads/sites/3/archicad-24/130_userinterfacedialogboxes/MultipleRafters.png 

[複数の垂木の配置]:配置方法は、垂木の軸間の最大距離([固定距離])または等間隔に配置される垂木の固定数([固定数])のいずれかによって定義します。

[固定距離]を選択した場合は、[垂木間の最大距離]に下の値を入力します。

ユーザー定義の範囲では、オブジェクトを一定に配置できない場合があります。このような場合は、[固定距離]の[隙間開始]、[隙間の真ん中]、[隙間終了]ラジオボタンを使用して、垂木間の間隔を入れる場所を(開始点、真ん中、または終了点のいずれかで)微調整します。

[コピーの数]:このフィールドは、[固定数]ラジオボタンをチェックした場合に有効です。使用する垂木の数を入力します。

[OK]をクリックすると平面図に戻ります。

隅棟または谷木の設定

https://helpcenter.graphisoft.com/jp/wp-content/uploads/sites/3/archicad-24/130_userinterfacedialogboxes/HipValley.png 

平面図で1つまたは2つの屋根を選択します。[デザイン]→[屋根修正]→[RoofMaker]メニューから[隅木または垂木の作成]を選択します(または、RoofMakerツールボックスから適切なアイコンを選択します)。

[幅]:垂木の断面の幅をここに入力します。

[高さ]:垂木の断面の高さをここに入力します。

[母屋桁の幅]:母屋桁の幅をここに入力します。

[垂木の厚さ]:垂木の厚さをここに入力します。

[軸の線の種類]:垂木の軸の線種を選択します。

[アウトラインを2Dで表示]:軸を含め垂木のアウトライン全体を平面図に表示する場合は、このボックスをチェックします。屋根の平面図では、通常、傾斜要素(垂木、隅木、谷木)の軸しか表示されませんが、アウトラインビューに一時的に切り替えると、要素間の接続をしやすくなります。

[軒の角度]:ラジオボタン([直角]、[垂直]または[矩形切り取り])を選択すると、垂木の下部端をどのように切り取るかを定義できます。

[材質]:ポップアップパレットから垂木の材質を選択します。

[母屋桁の幅]および[垂木の厚さ]フィールドの値を入力します。

[OK]をクリックすると平面図に戻ります。

母屋桁(または梁)の作成

平面図で屋根を選択します。[デザイン]→[屋根修正]→[RoofMaker]メニューから[母屋桁の作成]を選択します(または、RoofMakerツールボックスから適切なアイコンを選択します)。

https://helpcenter.graphisoft.com/jp/wp-content/uploads/sites/3/archicad-24/130_userinterfacedialogboxes/Purlin.png 

[幅]:母屋桁の断面の幅をここに入力します。

[高さ]:母屋桁の断面の高さをここに入力します。

[高度]:母屋桁に高度値を設定して、基準面からの高低を調節します。

[垂木の上部]:このボックスをチェックすると、母屋桁を垂木の上部に配置できます。母屋桁を上部に配置する場合は、母屋桁を配置する垂木の高さも設定する必要があります。

[母屋桁を回転]:このボックスをチェックすると、母屋桁を垂木に対して垂直に配置できます。

[梁高さ]:垂木の高さの値を入力します。

[材質]:ポップアップパレットから母屋桁の材質を選択します。

[OK]をクリックすると平面図に戻ります。

軒の母屋桁(またはプレート梁)の作成

平面図で屋根を選択します。[デザイン]→[屋根修正]→[RoofMaker]メニューから[軒の母屋桁の作成]を選択します(または、RoofMakerツールボックスから適切なアイコンを選択します)。

https://helpcenter.graphisoft.com/jp/wp-content/uploads/sites/3/archicad-24/130_userinterfacedialogboxes/EavesPurlin.png 

[幅]:母屋桁の断面の幅をここに入力します。

[高さ]:母屋桁の断面の高さをここに入力します。

[高度]:母屋桁に高度値を設定して、基準面からの高低を調節します。

[材質]:ポップアップメニューから母屋桁の材質を選択します。

[OK]をクリックすると平面図に戻ります。

口際根太(またはブロック)の作成

平面図で2つの垂木を選択します。[デザイン]→[屋根修正]→[RoofMaker]メニューから[口際根太の作成]を選択します(または、RoofMakerツールボックスから適切なアイコンを選択します)。

https://helpcenter.graphisoft.com/jp/wp-content/uploads/sites/3/archicad-24/130_userinterfacedialogboxes/Trimmer.png 

[幅]:口際根太の断面の幅をここに入力します。

[高さ]:口際根太の断面の高さをここに入力します。

[直角]:このボックスをチェックすると、口際根太を垂木に直角に配置できます。

[垂直]:このボックスをチェックすると、口際根太を垂直に配置できます。

[材質]:ポップアップメニューから口際根太の材質を選択します。

[OK]をクリックすると平面図に戻ります。

つなぎ小梁の作成

https://helpcenter.graphisoft.com/jp/wp-content/uploads/sites/3/archicad-24/130_userinterfacedialogboxes/CollarBeamSettings.png 

平面図で2つの垂木を選択します。[デザイン]→[屋根修正]→[RoofMaker]メニューから[つなぎ小梁の作成]を選択します(または、RoofMakerツールボックスから適切なアイコンを選択します)。

[幅]:つなぎ小梁の断面の幅をここに入力します。

[高さ]:つなぎ小梁の断面の高さをここに入力します。

[フロア:0]:現在のフロアからの梁の上面までの高さをここに入力します。

[GLから]:GLから梁の上面までの高さをここに入力します。

[片面]:このボタンをクリックすると、片面の梁を作成できます。

[両面]:このボタンをクリックすると、両面の梁を(垂木の両側に)作成できます。

[材質]:ポップアップパレットから母屋桁の材質を選択します。

[OK]をクリックすると平面図に戻ります。

つなぎ梁の作成

https://helpcenter.graphisoft.com/jp/wp-content/uploads/sites/3/archicad-24/130_userinterfacedialogboxes/TieBeamSettings.png 

平面図で2つの垂木を選択します。[デザイン]→[屋根修正]→[RoofMaker]メニューから[つなぎ梁の作成]を選択します(または、RoofMakerツールボックスから適切なアイコンを選択します)。

[幅]:つなぎ梁の断面の幅をここに入力します。

[高さ]:つなぎ梁の断面の高さをここに入力します。

[フロア:0]:現在のフロアからの梁の下面の高さをここに入力します。

[GLから]:GLから梁の下面までの高さをここに入力します。

[材質]:ポップアップメニューから母屋桁の材質を選択します。

[OK]をクリックすると平面図に戻ります。

[屋根ウィザード]ダイアログボックス

https://helpcenter.graphisoft.com/jp/wp-content/uploads/sites/3/archicad-24/130_userinterfacedialogboxes/RoofWizard.png 

詳細は、「特殊な屋根オブジェクトをRoofMakerで作成する」を参照してください。

[垂木]タブページ

[垂木の作成]:垂木を作成して、このタブページで関連コントロールを有効にする場合にクリックします。

[幅]:垂木の断面の幅をここに入力します。

[高さ]:垂木の断面の高さをここに入力します。

[軒の角度]:ラジオボタン([直角]、[垂直]または[矩形切り取り])を選択すると、垂木の下部端をどのように切り取るかを定義できます。

[下端]:このボックスをクリックすると、垂木の一番下に下端を付着できます。下端の横断面は垂木と同じ横断面になります。

[下端の角度]:値を入力すると、下端の傾斜を設定できます。角度が0の場合、下端は水平になります。

[軸の線の種類]:垂木の軸の線種を選択します。

[アウトラインを2Dで表示]:軸を含め垂木のアウトライン全体を平面図に表示する場合は、このボックスをチェックします。屋根の平面図では、通常、傾斜要素(垂木、隅木、谷木)の軸しか表示されませんが、アウトラインビューに一時的に切り替えると、要素間の接続をしやすくなります。

[標準垂木間の距離]:垂木間の標準距離を設定する場合は、ここに値を入力します。

[垂木間の最小距離]:垂木間の最小距離を設定する場合に値を入力します。

特殊な垂木配置オプションについては、以下のチェックボックスを使用します。

大きな隙間にさらに垂木を追加します

角にさらに垂木を追加します

2つのラジオボタンの1つを選択して、傾斜エッジでの垂木の振る舞いを設定します。

傾斜エッジで結合

傾斜エッジで交互に配置

[窓側の垂木を二重]:窓の開口部側の垂木を二重にしたい場合に、このボックスをチェックします。

[材質]:ポップアップパレットから垂木の材質を選択します。

[OK]をクリックすると、平面図に戻り、現在の設定に従って垂木が作成されます。

[梁]タブページ

[梁を作成]:梁を作成し、関連コントロールをこのページで有効にする場合にチェックします。

必要な梁の種類のラジオボタンをチェックします。

つなぎ小梁

注記:屋根ウィザードでは二重つなぎ小梁しか作成できません。

つなぎ梁

[幅]:梁の断面図の幅をここに入力します。

[高さ]:梁の断面図の高さをここに入力します。

梁の高度を設定します。

[フロア:0]:現在のフロアからの梁の高さをここに入力します。

[GLから]:GLからの梁の高さをここに入力します。

注記:プレビュー画像に反映されるとおり、つなぎ小梁の場合の高度値は梁の上部で、つなぎ梁の場合の高度値は梁の下部です。

[材質]:ポップアップパレットから垂木の材質を選択します。

[OK]をクリックすると、平面図に戻り、現在の設定に従って梁が作成されます。

[母屋桁]タブページ

尾根の母屋桁を作成

軒の母屋桁を作成

尾根の母屋桁(ダイアログボックスの左側のコントロールを使用)と軒の母屋桁(右側のコントロールを使用)を作成するには、上記ボックスの片方または両方をチェックします。

[幅]:母屋桁の断面の幅をここに入力します。

[高さ]:母屋桁の断面の高さをここに入力します。

母屋桁は、対面にある垂木の下(垂木を支える)、または垂木の間(垂木で支えられる)のいずれかに配置されます。

[垂木間の母屋桁]:このボックスをチェックすると、尾根の母屋桁は垂木間に配置されます。

[くぼみ]:このボックスをチェックすると、軒の母屋桁がそれを支える垂木に切り込まれる深さを設定できます。

[材質]:ポップアップパレットから母屋桁の材質を選択します。

[OK]をクリックすると、平面図に戻り、現在の設定に従って母屋桁が配置されます。

注記:軒の母屋桁は、常に、対応する屋根の表面の基準線と同じレベルに配置されます。

[口際根太]タブページ

[口際根太を作成]チェックボックスをクリックして、このタブページのコントロールを有効にします。

[幅]:垂木の断面の幅をここに入力します。

[高さ]:垂木の断面の高さをここに入力します。

[直角]:このボックスをチェックすると、口際根太を垂木に直角に配置できます。

[垂直]:このボックスをチェックすると、口際根太を垂直に配置できます。

[材質]:ポップアップパレットから母屋桁の材質を選択します。

[OK]をクリックすると、平面図に戻り、現在の設定に従って母屋桁が作成されます。

[尾根]タブページ

[隅木と谷木を作成]:このボックスをチェックすると、このダイアログボックスのコントロールを使用して隅木と谷木を作成できます。

[幅]:垂木の断面の幅をここに入力します。

[高さ]:垂木の断面の高さをここに入力します。

[軸の線の種類]:垂木の軸の線種を選択します。

[アウトラインを2Dで表示]:軸を含め垂木のアウトライン全体を平面図に表示する場合は、このボックスをチェックします。屋根の平面図では、通常、傾斜要素(垂木、隅木、谷木)の軸しか表示されませんが、アウトラインビューに一時的に切り替えると、要素間の接続をしやすくなります。

[軒の角度]:ラジオボタン([直角]、[垂直]または[矩形切り取り])を選択すると、垂木の下部端をどのように切り取るかを定義できます。

[隅木を垂木の上部に合わせて落とす]:隅木を低くして垂木の上部と隅木の上部を合わせる場合は、このボックスをチェックします (この操作は、標準垂木のピッチ角が隅木/谷木のピッチ角と異なる場合に必要になることがあります)。

[材質]:ポップアップパレットから垂木の材質を選択します。

[OK]をクリックすると、平面図に戻り、垂木が現在の設定に従って作成されます。