一覧表項目の結合

一覧表で特定のレコードを結合することもできます。デフォルトの結合動作とは別に、各一覧表フィールドとその値の結合方法をカスタマイズできます。

デフォルトの結合動作

結合したフィールドの表示をカスタマイズ

均一値を結合 - 均一値を表示

均一値を結合 - 合計を表示

全ての値を結合(均一または可変) - 合計を表示

全ての値を結合(均一または可変) - 各値をリスト

デフォルトの結合動作

次のような一覧表があるとします。一覧表項目を結合するには(デフォルトのロジックを使用して)、一覧表設定で[項目を結合]チェックボックスをオンにします。

https://helpcenter.graphisoft.com/jp/wp-content/uploads/sites/3/archicad-25/050_viewsvb/MergeItemsOriginal.png 

デフォルトの結果は次のようになります。リストされた要素タイプは1つのレコードに結合され、全ての長さの値(均一かどうかに関係なく)の合計が表示されます。

https://helpcenter.graphisoft.com/jp/wp-content/uploads/sites/3/archicad-25/050_viewsvb/MergeItems.png 

一覧表項目を結合して表示するその他の方法については、以下を参照してください。

結合したフィールドの表示をカスタマイズ

1.[項目を結合]をオンにします。

2.一覧表で、結合する値を含むフィールド(例えば、[3D長さ])をクリックしてから、[項目を結合]アイコンをクリックします。

https://helpcenter.graphisoft.com/jp/wp-content/uploads/sites/3/archicad-25/050_viewsvb/MergeOptions1.png 

3.[結合オプション]ダイアログが開きます。結合する値とその表示方法を定義します。

各シナリオを以下に示します。

均一値を結合 - 均一値を表示

https://helpcenter.graphisoft.com/jp/wp-content/uploads/sites/3/archicad-25/050_viewsvb/MergeUniformUniform.png 

1.[均一]オプションを選択します。

2.[均一値]を選択します。

結果:柱項目が1つの項目に結合されます(柱のみが均一な値で、他の要素の長さ値は可変です)。フィールドに柱の長さ値が表示されます。これはどの柱でも同じです。

https://helpcenter.graphisoft.com/jp/wp-content/uploads/sites/3/archicad-25/050_viewsvb/MergeUniformValue.png 

均一値を結合 - 合計を表示

1.[均一]オプションを選択します。

2.[値の合計]を選択します。

https://helpcenter.graphisoft.com/jp/wp-content/uploads/sites/3/archicad-25/050_viewsvb/UniformSum.png 

結果:柱項目が1つの項目に結合されます。ここに表示される値は、全ての柱の均一な長さ値の合計です。

https://helpcenter.graphisoft.com/jp/wp-content/uploads/sites/3/archicad-25/050_viewsvb/MergeUniformSum.png 

全ての値を結合(均一または可変) - 合計を表示

この場合は、各要素タイプの全ての長さ(長さ値が可変であっても)を1つのフィールドに表示します。

1.[均一または可変]オプションを選択します。

2.[値の合計]を選択します。

https://helpcenter.graphisoft.com/jp/wp-content/uploads/sites/3/archicad-25/050_viewsvb/UniformVariousSumDialog.png 

結果:全ての梁、柱、壁項目がそれぞれ1つの項目に結合され、それらの長さの合計値が表示されます(これがこの例のデフォルトの動作です)。

https://helpcenter.graphisoft.com/jp/wp-content/uploads/sites/3/archicad-25/050_viewsvb/UniformVariousSum.png 

全ての値を結合(均一または可変) - 各値をリスト

各要素タイプの全ての長さ(長さ値が可変であっても)を1つのレコードに表示します。ただし、フィールドでは異なる長さ値を個別にリストする必要があります。

1.[均一または可変]オプションを選択します。

2.[値のリスト]を選択します。

値リストの表示方法をカスタマイズします。

区切り文字(カンマ、垂直線など)を入力します。

リストする各項目の数も表示するには、そのチェックボックスをオンにします。

https://helpcenter.graphisoft.com/jp/wp-content/uploads/sites/3/archicad-25/050_viewsvb/UniformVariousList_dialog.png 

結果:全ての梁、柱、壁項目が1つのレコードに結合されますが、それぞれの長さ値はリストに表示されます。

https://helpcenter.graphisoft.com/jp/wp-content/uploads/sites/3/archicad-25/050_viewsvb/UniformVariousList_number.png