計算規則の設定

[オプション]→[プロジェクト設定]→[計算規則]でこのダイアログを開きます。

これらのコントロールを使用して、連動一覧表での特定の要素および構成要素の計算方法を設定します。一覧表で「条件付き」パラメータを使用する場合、このダイアログボックスで条件を指定できます。

例:スラブ表面積をリストして小さな穴は無視して大きい穴は減算されるようにするには、次のようにします。

連動一覧表の一覧表設定に「表面積(条件付き)」パラメータを追加します。

[計算規則]ダイアログボックスを使用して、このようなパラメータの条件(無視または減算する穴のサイズなど)を指定します。

以下を参照してください。

https://helpcenter.graphisoft.com/jp/wp-content/uploads/sites/3/archicad-25/140_userinterfacedialogboxes/CalcRules1.png 

次の場合に要素の開口を無視

これらの条件は「条件付き」の要素プロパティ(体積、面積、または壁の長さ)をリストする場合に関連します。リストされた要素の穴は、穴のサイズに応じて減算または無視されます。 

各条件付きプロパティに対して、以下の操作を実行します。

穴のサイズの上限を設定します。この上限より大きい穴は減算されます (これより小さい穴は無視されます)。

1つまたは複数の要素タイプを選択します。条件はチェックボックスをオンにした要素タイプにのみ適用されます。

[追加]をクリックして別の条件付きプロパティ(または同じプロパティ)をリストに追加し、必要に応じて各種要素タイプに合わせて条件をカスタマイズします。

次の場合にコンポーネントの開口を無視 

これらの条件は「条件付き」の構成要素プロパティ(体積または面積)をリストする場合に関連します。リストされた構成要素の穴は、穴のサイズに応じて減算または無視されます。 

各条件付きプロパティに対して、以下の操作を実行します。

穴のサイズの上限を設定します。この上限より大きい穴は減算されます (これより小さい穴は無視されます)。

ビルディングマテリアルの分類を選択します (これに従って、条件は分類された構成要素にのみ適用されます)。

注記:使用可能な分類は、選択した分類システムによって異なります。

分類マネージャー」を参照してください。

要素の特別な仕上

「断熱材」または「空気層塗りつぶし」の数量をリストする場合:

複合構造要素に使用されているビルディングマテリアルを「断熱材」または「空気層塗りつぶし」のどちらとして認識するかを定義します。

例えば、屋根の標準断熱材層が「一般」である場合は、[屋根断熱材層]ポップアップから該当のチェックボックスをオンにします。

スケジュールの合計を計算

このオプションでは、一覧表での小計の計算方法を指定します。

[表示値](デフォルト):各値(インターフェイスで表示される値)は、[四捨五入]/[追加精度]の設定に応じて丸められます。この丸められた値の合計が総合計になります。

[正確な値]:より正確な値を算出する場合に選択します。正確な値(インターフェイスで表示される値とは異なります)を集計し、その値が[四捨五入]/[追加精度]の設定に応じて丸められ、総合計になります。

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一覧表4