埋め込みライブラリ

埋め込みライブラリは、プロジェクト固有のカスタムオブジェクトをファイルシステムやBIMcloudではなくプロジェクト自体に保存します。これにより、オブジェクトは常に使用可能かつ編集可能になります。

埋め込みライブラリには、以下の項目を収めることができます。

ユーザーが自分で作成して保存するオブジェクトファイル(パッチ、階段、トラス、カスタムオブジェクト、カスタムドア/窓の構成要素など)

材質テクスチャ用またはその他の目的でロードした画像ファイル

ユーザーが参照および選択し、このライブラリに追加したオブジェクトファイル(BIMcomponents.comからダウンロードしたウェブオブジェクトも含まれます)

マクロとして動作するロードした.txtファイル

注記: リスト設定(計算機能から作成)は、埋め込みライブラリに保存した場合にのみチームワークプロジェクトで有効になります。

制限事項:

埋め込みライブラリに、.lcfファイル(ライブラリコンテナファイル )を含めることはできません。

リンクライブラリとして使用するアーカイブ(.pla)フォルダは、ライブラリルート(ライブラリ階層の最上位)として機能する場合を除き、マウントされません。下位の階層に配置された.plaファイルは全てマウントされません。

埋め込みライブラリの内容タブにリスト表示されるフォルダをクリックすると、ライブラリマネージャーの右側にその内容が表示されます。

https://helpcenter.graphisoft.com/jp/wp-content/uploads/sites/3/archicad-23-solo-reference-guide//EmbeddedLibrary.png 

埋め込みオブジェクトは特定のプロジェクトにのみ存在し、そのプロジェクトでしか使用できません (これに対してリンクライブラリまたはBIMcloudライブラリのオブジェクトは多数のプロジェクトで使用できます)。埋め込みライブラリからオブジェクトを削除すると、オブジェクトは完全に消去されます。埋め込みオブジェクトのスクリプトを編集すると、その編集内容は特定のプロジェクトの埋め込みライブラリで即座に適用されます。

選択したオブジェクトの情報が下に表示されます(名前、配置済みインスタンスの数など)。

関連トピック

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チームワークの埋め込みオブジェクト

ライブラリを使用する場合の推奨事項