材質について

プランを現実的に表示するために、材質を要素に適用することができます。材質とは、カラー、テクスチャおよびライトエフェクトなどです。材質は、3Dウィンドウ、断面/立面/展開図、3Dドキュメントウィンドウ、およびレンダリングで表示できます。カラーとテクスチャの属性は2Dファイルでも使用できます。

ARCHICADライブラリには、あらゆるニーズに対応できるように、何百もの材質が事前定義されています。[材質]ダイアログボックスを使用して、BIMコンポーネントにあるその他の材質にアクセスすることもできます。

材質の作成、ロードおよび共有(全てのエンジン)」を参照してください。

材質は[材質]ダイアログボックスで作成または修正できます([オプション]→[属性設定]→[材質])。ここで定義した材質は、(塗りつぶしおよび材質を含む)ビルディングマテリアルにより、組み立て要素に割り当てられます。

注記:材質の定義は、属性マネージャーでも使用できます。「材質(属性マネージャー)」を参照してください。

ビルディングマテリアルを要素に割り当てると、要素でビルディングマテリアルの材質が使用されます。ただし、(要素設定の[モデル]パネルの[材質ペインター]または[材質上書き]コントロールを使用して)要素レベルで材質を上書きすることは可能です。

材質ペインターで材質を上書きする」および「要素設定で材質を上書きする」を参照してください。

材質によっては、アイコンに示されるように、定義の一部として表面塗りつぶしやテクスチャが含まれています。例えば、次の材質では表面塗りつぶしとテクスチャの両方を表示できます。

https://helpcenter.graphisoft.com/jp/wp-content/uploads/sites/3/archicad-25/020_configuration/Materialname.png 

Cineware材質でのテクスチャの使用については、「テクスチャ(Cineware材質)」を参照してください。

3Dウィンドウでのテクスチャの表示の編集については、「3Dテクスチャの調整」を参照してください。

デフォルトのテクスチャ配置/テクスチャをリセット」も参照してください。

3Dウィンドウで表面塗りつぶしまたはテクスチャを表示する方法

材質の表面塗りつぶしを表示するには以下の手順を実行します。

ベクトルエンジンを使用します([表示]→[3D表示設定]→[3Dスタイル])。

[3Dスタイル]の[ベクトルハッチング]チェックボックスをオンにします。

材質テクスチャを表示するには以下の手順を実行します。

ハードウェアアクセラレーションエンジンを使用します([表示]→[3D表示設定]→[3Dスタイル])。

[ハードウェアアクセラレーションのオプション]の[テクスチャ]ボックスをオンにします([3Dスタイル]の[詳細オプション]をクリックします)。

https://helpcenter.graphisoft.com/jp/wp-content/uploads/sites/3/archicad-25/020_configuration/OpenGLTextures.png 

注記:3D表示でのテクスチャの向きと原点をカスタマイズすることができます。

3Dテクスチャの調整」を参照してください。

一般材質に関する注記

一般材質は、ビルディングマテリアル、要素の材質、およびGDLでのみ使用可能です。材質が「一般」として定義されると、要素の投影線種に基づいたソリッドカラーが表示されます。

デフォルトでは、一般材質は、GDL内に追加された新規ビルディングマテリアルと新規材質パラメータに割り当てられます。このことにより、間違った材質の割り当てや未定義の属性の作成が避けられます。一般材質はARCHICADにハードコーディングされているため、[材質]ダイアログ、または属性マネージャーでは使用できません。