基準軸は、梁を包絡処理するために正確に接続し、梁を選択、移動、変形するためのホットスポットと辺を設定します。その方向によって、梁の設定の[モデル]パネルで材質を適用する場合の、梁の「左側」および「右側」の材質が決まります。
「梁のモデル表示」を参照してください。
基準軸の方向は、移動して梁を描画するときのカーソルに従って決まります (軸方向を示す矢印を梁上に表示するには、[表示]→[表示オプション]→[壁および梁基準線]をオンにします)。
選択した梁の基準軸は別の色で表示されます。この色を変更するには、[オプション]→[作業環境]→[選択と要素情報]の「基準線」設定を使用します。
梁の設定または梁の情報ボックスで、9個の点のいずれかを選択して梁の基準軸として使用します。
注記:少なくとも1つの梁セグメントの断面が矩形または円形である場合にのみ使用できます。断面形状には使用できません。
基準軸を変更すると、それに応じて梁は移動しますが軸は定位置に保持されます。
基準軸の表示/非表示
梁の設定の[平面図と断面図]パネルを使用します。「シンボル」を参照してください。
オプションとして、梁の中央から基準線をオフセットする値を入力できます。
軸を中心とする梁の回転角度を設定します。
「梁と柱の回転」も参照してください。