カメラツールの設定

カメラツールをダブルクリックすると、[カメラツール設定]が開きます。

これらの設定を使用して、個々のパースビューおよびフライスルーパスを定義します。

https://helpcenter.graphisoft.com/jp/wp-content/uploads/sites/3/archicad-23-solo-reference-guide//Camera_Tool.png 

詳細は、「カメラ」を参照してください。

[カメラの設定]パレットと平面図は同時に有効になるため、ウィンドウを何度も開けたり閉じたりせずに、設定、カメラの位置および向きを変更できます。

https://helpcenter.graphisoft.com/jp/wp-content/uploads/sites/3/archicad-23-solo-reference-guide//CameraSettings.png 

[新規...]をクリックして、プロジェクトに新規パスを追加し、3D投影の新しい収集を開始します。[新規カメラパス]ダイアログボックスが開きます。これは、次の方法で行います。

新しいパスの名前を入力します。

[現在のパスのコピーを追加]:新しいパスの定義時に現在の投影セットをコピーするには、このボックスをチェックします。

現在のパスの名前を変更する場合、[名前を変更]をクリックしてダイアログボックスに新しい名前を入力し、[OK]をクリックするか、またはポップアップリストのパスを選択します。

既に1つ以上のカメラパスを定義している場合は、ポップアップメニューから目的のカメラパスを選択します。

[削除]をクリックすると、現在のパスが削除されます。パス名がリストから削除され、そのカメラが全て削除されます。

カメラ

現在のカメラパスから特定のカメラを選択するには、上/下矢印を使用してカメラ番号をスクロールするか、またはキーボードからカメラ番号を入力します。

静止[セイシ]

この値は静止フレーム(時間単位)の数を指します。この間、次のフレームに移動するまで、フライスルーモーションが特定のカメラで凍結されたままになります。

カメラ位置でのパスのスムージング

パスを定義する接線が変更されている場合に、接線を元の位置に戻します。

現在のカメラ位置

[カメラZ]:GLからのカメラ高さを入力します。

[目標点Z]:GLからのターゲット高さを入力します。

[距離]:カメラと目標との水平距離を入力します。

[方位]:目標へのカメラ方位角を入力します。

[視野]:カメラ視野の開口角度の値を入力します。

[傾斜角]:カメラ傾斜角の値を入力します。

太陽の位置

これらのコントロールを使用して、選択したカメラでの太陽の位置を定義します。

太陽の位置」を参照してください。

選択したカメラのペンカラーを指定するには、ペンカラー/ペンの太さコントロールを使用します (パスラインのカラーを修正するには、[パス]ボタンを使用して、[パスオプション]ダイアログボックスを開きます)。

[太陽光]:このボタンをクリックすると、[太陽光設定]ダイアログボックスが表示されます。

詳細については、[太陽光設定]ダイアログボックスを参照してください。

パスオプション

このダイアログを開くには、[カメラ設定]から[パス]をクリックします。

https://helpcenter.graphisoft.com/jp/wp-content/uploads/sites/3/archicad-23-solo-reference-guide//CameraSettingsPath.png   https://helpcenter.graphisoft.com/jp/wp-content/uploads/sites/3/archicad-23-solo-reference-guide//PathOptions.png

移動制御

[カメラ]:ラジオボタンを選択して、カメラパスの形状を設定します。

[ポリゴン]:このボタンをクリックすると、キーフレーム(ポリゴンアニメーションパス)間の直線に沿って分割フレームを配置できます。

[ベジェ曲線]:このボタンをクリックすると、キーフレーム(ポリゴンアニメーションパス)間の直線沿いに分割フレームを配置できます。

注記:ベジェは滑らかなアニメーションを実行しますが、ポリゴンパスは滑らかではありません。

[開く]:連続しないパスの場合、このボタンをクリックします。

ヒント:アニメーションパスの最初と最後のキーフレームは一致する場合もあります。

[閉じる]:連続ループパスの場合、このボタンをクリックします。

ヒント:滑らかな終わりのないループアニメーションを作成する場合、これを使用します。

[目標点]オプションは、フライスルーアニメーション時の目標点パスの形状を定義します。

[ポリゴン]:このオプションは、2つの連続したキー目標点を接続する直線上に、分割フレームの目標点を配置します。

[滑らか]:このオプションは、キー目標点間の滑らかなカーブに沿って目標点を配置します。

注記:[滑らか]が使用できるのは、カメラ移動にベジェを指定した場合のみです。

ヒント:カメラの動きが大きく、目標が停止しているか、ほとんど動かない場合には、[ポリゴン]目標移動制御オプションを使用します。これは、同じ箇所から目を離さずに建物の周りを移動する場合に適します。その他の場合は、両方の方法を試して、適している方を選択します。

移動精度

パスに追加する各3D投影は、キーフレームと考えられます。ARCHICADではキーフレームの間に分割フレームを作成し、より滑らかなアニメーションを作成できます。

[パス上のカメラ数]:現在のポリゴンまたは閉じたループベジェパスのカメラの総数が表示されます。

[分割フレーム数]:各キーフレーム間の分割フレーム数を入力します。

分割フレームの数が多くなると、アニメーションパスが滑らかになりますが、使用される記憶容量およびハードディスク容量が増えます。

[総フレーム数]:キーフレームおよび分割フレームの総数が表示されます。

表示オプション

現在のパスのフレームを表示する形式を選択します(印刷出力の場合、カメラは表示されません)。

注記:カメラはレイヤーに割り当てることができないため、ここで[表示オプション]の[なし]を選択しないと、平面図で分割フレームを隠せません。

カメラのみ

カメラとパス

[全部]:分割フレームの位置も表示されます。

表示するフレームを選択します。

[カメラ]ラジオボタンをクリックして、表示するキーフレームの範囲を指定します。

[全て]をクリックして、パスの全てのフレームを表示します。

この設定は[フライスルーの作成]ダイアログボックスでデフォルトとして使用され、その結果、パスの可視の部分だけが処理されます。

カメラパスの線のペンカラーを入力します。

詳細は、「フライスルー」を参照してください。

[OK]をクリックすると、パスオプションが確定され、[カメラの設定]ダイアログに戻ります。