セルシェーダ(CineRender効果)

注記: ARCHICAD 23 レギュラー版のみ

この効果は、CineRenderエンジンの[レンダリングの設定]の詳細ビューで使用できます。

このポストエフェクトを使用すると、漫画のように画像をレンダリングできます。これは建築レンダリングで便利な効果です。

https://helpcenter.graphisoft.com/jp/wp-content/uploads/sites/3/archicad-23-solo-reference-guide//CelRenderer.png 

レンダリング時間はポリゴン数に対して直線的に増加します。

カラー

このオプションを無効にすると、オブジェクトは通常、白色の背景上に黒色の輪郭線でレンダリングされます。

[カラー]を有効にすると、全てのオブジェクトが減色されたカラーパレット(下記の[減色する]および[色ステップ]の設定に依存)、および黒色の背景上の黒色の輪郭線を使用してレンダリングされます。これにより、対象が漫画風にレンダリングされます。

照明

このオプションは、[色]を有効にした場合に使用できます。

このオプションを有効にすると、オブジェクトのシェーディングが照明の影響を受けます。シャドウも漫画風にレンダリングされます。

[照明の強さ]を無効にすると、各オブジェクトは単色になります。

また、このオプションを無効にすると、シャドウはレンダリングされません。

輪郭線

これを有効にすると、個々のオブジェクトの輪郭に沿って輪郭線が描画されます。[色]と[輪郭線]の両方のオプションを無効にすると、背景色のみが表示されます。[色]を有効にすると、輪郭線が個々のオブジェクトを強調するため、漫画風の外観になります。

[エッジの色]を使用すると、輪郭線の色を変更できます。

エッジの色

これを使用すると、[色]オプションが無効の場合でも、[輪郭線]で使用される色を変更できます。

背景色

[色]が無効な場合に、背景カラーを変更できます。[色]が有効な場合は、このオプションは無効です。

減色する

[色ステップ]を使用して漫画風の効果をレンダリングする場合、[減色する]オプションを有効にしてステップを[色ステップ]の数に設定します。

関連トピック