改訂ID

デフォルトでは、(最後に伝達セットが閉じられてから作成された)新規の変更の影響を受けるレイアウトは全て、自動的に新規の改訂IDを取得します。改訂IDは[レイアウト設定]の[改訂記録]パネルや、ナビゲータ、およびレイアウトの改訂記録スタンプ内に表示されます。

レイアウト上およびレイアウト設定内の改訂記録データ」も参照してください。

https://helpcenter.graphisoft.com/jp/wp-content/uploads/sites/3/archicad-24/070_documentation/RevisionNumberSettings.png   https://helpcenter.graphisoft.com/jp/wp-content/uploads/sites/3/archicad-24/070_documentation/RevisionNumberNavSettings.png

https://helpcenter.graphisoft.com/jp/wp-content/uploads/sites/3/archicad-24/070_documentation/RevisionHistoryID.png 

現在の伝達セットにレイアウト改訂の番号付けのロジックを定義するには、[新規の伝達セット]または[伝達セットの詳細]ダイアログボックスを使用します。この機能は、2つのチェックボックスによってコントロールできます。

https://helpcenter.graphisoft.com/jp/wp-content/uploads/sites/3/archicad-24/070_documentation/NewIssueInitialNumbering.png 

プロジェクトの最初の伝達セットの改訂ID

プロジェクトの最初の伝達セットでは、2番目のチェックボックスが常に有効になります。プロジェクトの全てのレイアウトは「新規」(全て青色でリスト表示)となり、全てが伝達セットに追加されます。これは、全てのレイアウトに改訂IDが割り当てられることを意味します。

後続の全ての伝達セットに対する番号付けの方法(デフォルト設定)

後続の伝達セットの場合、デフォルトでは、どちらのチェックボックスにもチェックは入っていません。これは、変更がレイアウトに(手動で、または変更がレイアウトに表示された要素にリンクされた際には自動で)追加された場合にのみ、(新規の改訂ID付きの)新規のレイアウト改訂が作成されると言うことです。

レイアウトの改訂番号付けロジックの上書き

2つのチェックボックスにより、異なるレイアウト改訂方法を使用できます。

[全てのレイアウトで改訂を新規作成]:伝達セットに追加された全てのレイアウトに対し、新規の改訂IDが割り当てられます(変更がない場合も含む)。

つまり、伝達セットにレイアウトを追加すると、新規の改訂番号が付与されます。これは、単純な改訂番号付けロジックで、変更とは無関係です。

[全てのレイアウトの改訂IDを上書き]:伝達セットIDを改訂IDとして、伝達セット内の全てのレイアウトに使用します。

つまり、伝達セットの全てのレイアウトは単一で均一なIDを取得し、それは伝達セットIDと同じものであるということです。これは、別の簡単な改訂番号付けロジックが必要なプロジェクト段階で役立つ場合があります。

改訂IDを修正

次の場合にのみ、改訂記録またはナビゲータで修正することができます。

レイアウト改訂がまだ伝達されていない

改訂IDが、伝達セットIDによって上書きされていない([伝達セットの詳細]内の最初のチェックボックスがチェックされている)。

https://helpcenter.graphisoft.com/jp/wp-content/uploads/sites/3/archicad-24/070_documentation/RevisionNumberSettings00213.png     https://helpcenter.graphisoft.com/jp/wp-content/uploads/sites/3/archicad-24/070_documentation/RevisionNumberNavSettings00214.png