従来の案件管理ワークフローと同様に、ARCHICADではモデル要素を単純にハイライトしてそれを他のユーザーに割り当てるオプションを使用できます。設計をやり取りする場合、必要な操作はこれだけです。
ただし、新しいワークフローでは、ハイライトされた要素だけでなく、次の3つのタイプの提案をいくつでも案件に含めることができます。
•新規 – 新しい要素を提案
•修正 – 既存要素の修正を提案
•削除 – 既存要素の削除を提案
確認しやすいように、提案に接続された全ての要素は、2Dまたは3Dウィンドウに異なる色で表示されます。
要素変更の提案 - 新規、修正、削除
提案を作成するには、現在開いている案件に3D要素を追加します。チームワークでは、全ての提案を(それを含む案件を介して)他のユーザーに割り当ててすぐに通知し、承認を求めることができます。
他のチームメンバーへの案件の割り当て
提案された設計変更は、割り当てられたユーザーが受諾するまでモデルの一部とはなりません。
さらに、ユーザーは要素変更を特定のパラメータセットに限定するなど、部分的に提案を受諾することもできます(例えば、提案されたビルディングマテリアルは受諾するが、修正された形状は受諾しないなど)。
提案された要素変更を部分的に受諾
提案が完全にまたは部分的に受諾された後:
•削除した要素はプロジェクトから削除されます
•修正した要素/要素パラメータによって前のインスタンスが置き換わります
•新規要素がプロジェクトの一部になります