BIMcloudでのチーム管理

チームとは、特定のBIMcloudプロジェクトに関連付けられたユーザーのグループです(各種形式のプロジェクト関連のファイルをホストするコンテナエンティティ)。チームは特定の分野(「構造エンジニア」など)で構成することもできますが、さまざまな分野のユーザーで簡単に構成することもできます。

チームは既存のユーザーグループとは異なり、 BIMcloudプロジェクトに限定してユーザーを組織化するものです。そのため、同じ名前のチームを複数のBIMcloudプロジェクト(例:景観設計者)で使用でき、これらのチームのメンバーがそれぞれ異なっていても構いません。

多数の設計担当者やエンジニアが複数の設計チームで共同作業を行っている大規模な設計プロジェクトでは、BIMcloudプロジェクトの[チーム]パネルが提供するすばやく簡単にアクセスできるインターフェイスで、他の関係チームとそのメンバーを確認することができます。

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BIMcloudプロジェクト内の[チーム]パネル

チームのアクセス権

さまざまな設計チームがさまざまな責任を担う実際のプロジェクト環境を反映させるために、個々のユーザーやグループにアクセス権を割り当てるのと同じように、BIMcloudプロジェクトのチームにアクセス権を割り当てることができます。チーム間で責任を区別する必要がない場合、マネージャは[全チームメンバー]オプションを選択して、BIMcloudプロジェクトの全チームの全メンバーに同一のアクセス権を付与することができます。

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BIMcloudプロジェクト内の各チームのアクセス権を制御

チームの表示

場合によっては、チームとそのメンバー自体が機密情報と見なされることがあります。チームデータの表示は、[BIMcloudプロジェクトを表示]と呼ばれる新しいアクセス権で制御できます。このアクセス権のないユーザーは、だれがそのプロジェクトに携わっているかを確認できません。

チームフォルダ

実際の設計プロジェクトでは、さまざまな設計チームが個別のディレクトリを持ち、その中にファイルを保存して共有しています。これと同じように、BIMcloudプロジェクトでは特定のチーム専用のフォルダを作成して、排他的なデータ交換を行うことができます。このフォルダ内のファイルを修正できるのは、アクセス権を持つチームのみです。このチームフォルダを表示または修正するアクセス権は、必要に応じて微調整できます。