[比較]コマンドの実行後、[モデル比較]ウィンドウにカラーでハイライトされたモデルとその他の変更のフィードバックが表示されます。
[モデル比較]パレットはこのウィンドウの左端にドッキングされています(このパレットは移動できません)。
注記:デフォルトでは、[モデル比較]パレットには、比較プロセスの結果として全ての3Dモデルの変更がリストされます。表示される変更のリストをフィルタするには、「[モデル比較]パレットに表示される変更をフィルタ.」を参照してください。
「モデル1のみ」の要素と「モデル2のみ」の要素は、それぞれ別の色で表示されます。
この例の場合:
•赤い壁は削除されたため、「モデル1のみ」です。
•青い壁は新しい要素であるため、「モデル2のみ」です。
•スラブと椅子オブジェクトが混合色(紫)で表示されています。 これらは元の位置にありますが、修正されたことを示しています。
注記:モデル比較の色は[オプション]→[作業環境]→[表示オプション(スクリーン)]で設定します。
「モデル比較の作業領域の色」を参照してください。
[モデル比較]パレットの[表示]セクションで:
•上のスライダを使用して、モデル1またはモデル2をグラフィックで強調表示します (ここでは、スライダは中央にあり、2つのバージョンが等しく表示されます)。
•下のスライダを使用して、変更されていないモデル(影響を受けないまたはオフにしている要素のセット)の相対的な可視性を設定します。
ここでは、下のスライダは変更されていないモデルを完全に非表示にするように設定されているため、表示されているのは全て変更されたものです。
デフォルトでは、モデル変更リストには変更された全ての要素がステータス別(修正済、モデル1のみ、モデル2のみ)にグループ化されて表示されます。
このリストをカスタマイズするには、フィルタボタンと設定ボタンを使用します。
「 [モデル比較]パレットに表示される変更をフィルタ」も参照してください。
[モデル変更]リストで任意の項目を選択すると、[モデル比較]ウィンドウで対応する要素が選択されます。
ここでは、修正されたスラブが選択されています。
逆の場合も同様で、[モデル比較]ウィンドウで変更された要素を選択すると、[モデル変更]リストでもそれが選択されます。
注記:[モデル比較]ウィンドウでは、モデル変更リストにもリストされている要素しか選択できません。変更されていない要素は、ウィンドウに表示されている場合でも、ここでは選択できません(カーソルフィードバックを参照)。
グループで要素を選択
リストツリーで親項目を選択すると、[モデル比較]ウィンドウでそのメンバー要素が全て選択されます。
モデル内の変更された要素を表示
モデル変更リストで選択された項目の場合:コンテキストメニューコマンドを使用して[平面図で表示]または[3Dで表示]します。
コンテキストメニューコマンド
[モデル比較]ウィンドウで選択された項目の場合:
•[選択内容を隠す]または[未選択内容を隠す]を使用して、変更された要素やその環境の最適なビューを取得します。
•同じコンテキストメニューにある[全て表示]を使用すると、このコマンドが解除されます。
モデル変更リストで最後に選択した要素の場合:
[選択要素の変更]アイコンは、どのパラメータが変更されているかを示します (これはリスト内の「修正済」要素に該当します)。
ここでは、修正済オブジェクトがリストおよびモデルで選択されています。
リストの下部で、[モデル]アイコンが有効になっています。これはこの椅子の1つまたは複数のモデルパラメータが修正されていることを示しています。
このパラメータセットは、[モデル比較]ウィンドウで変更リストをフィルタするために使用する「チェックリスト」と同じです。
「パラメータセット別にフィルタ」も参照してください。