光源調整(CineRender)

注記: ARCHICAD 23 レギュラー版のみ

3つのスライダを使用して、3つの異なる光源(太陽光、ランプ、発光表面)の強度を設定します。

各スライダは、プロジェクトの他のセクションで設定された特定の光源強度を上書きします。

[太陽光]:太陽光の強度設定を上書きできます。スライダの中間点は100パーセントに相当します。これは太陽光オブジェクトの強度設定をそのまま太陽光の強度としてレンダリングで使用することを意味します。この設定を基準として、スライダを調整して太陽光の強度を増減します。

注記:環境にPhysical Skyを使用する場合、この太陽光の強度スライダはPhysical Sky設定に含まれる太陽光に影響を与えます。環境にHDRI画像を使用する場合、この太陽光の強度スライダはARCHICAD太陽光設定に影響を与えます。

CineRenderの基本設定:環境パネル」を参照してください。

[ランプ]:プロジェクトに配置される個々のランプ全ての主要な強度設定(ランプ設定内)を上書きできます。スライダの中間点は100パーセントに相当します。これはモデルに配置されるランプオブジェクトの強度設定をそのままランプの強度としてレンダリングで使用することを意味します。

ランプツールの設定の「光源カラーと輝度」を参照してください。

注記:これらのレンダリング設定は、3Dウィンドウに影響を与える設定を考慮したものですが、これとは逆に、3Dウィンドウでは、レンダリング設定での調整内容は考慮されません。したがって、3Dウィンドウでオフのランプを、レンダリング設定でオンにすることはできません。

[発光表面]:この設定は表面レベルの輝度チャンネルを上書きします。

注記:全ての表面には輝度チャンネルがあり、グローバルイルミネーションに影響を与えます。ただし、レンダリング設定の照射表面コントロールが影響を与えるのは、輝度のみです。

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