引数のデータタイプが正しくありません

このエラーが表示された場合、関数の各引数に必要なデータタイプを確認します。

例1:各引数に必要なデータタイプを確認

この数式はLEFT関数と2つの引数を使用します。ところが、このエラーメッセージは引数のデータタイプに関する問題を示しています。

https://helpcenter.graphisoft.com/jp/wp-content/uploads/sites/3/archicad-24/045_propertiesclassifications/LEFTError.png 

数式エディタで、LEFTという関数名にカーソルを合わせます。

ポップアップで必要なデータタイプを確認します。

https://helpcenter.graphisoft.com/jp/wp-content/uploads/sites/3/archicad-24/045_propertiesclassifications/LEFTHover.png 

第1引数(Text)は文字列で、第2引数(NumberOfCharacters)は整数である必要があります。

ところが、数式には2つの文字列が含まれており、これは不適切です。

LEFT (“The quick brown fox”, “The quick”)

解決方法

第2引数を整数に変更します。

LEFT (“The quick brown fox”, 9)

例2:各引数に必要なデータタイプを確認

この数式はPOWER関数と2つの引数を使用します。ところが、このエラーメッセージは引数のデータタイプに関する問題を示しています。

https://helpcenter.graphisoft.com/jp/wp-content/uploads/sites/3/archicad-24/045_propertiesclassifications/POWERError.png 

数式エディタで、POWERという関数名にカーソルを合わせます。

ポップアップで、この関数の各引数に必要なデータタイプを確認します。

https://helpcenter.graphisoft.com/jp/wp-content/uploads/sites/3/archicad-24/045_propertiesclassifications/POWERHover.png 

第2引数(Exponent)は整数または数値である必要があることが分かります。

数式には2つの長さが含まれており、これは不適切です。

POWER (2m, 3m)

第2引数(Exponent)は整数または数値で、単位なしである必要があります。

解決方法

POWER (2m, 3)

例3:各引数に必要なデータタイプを確認

この数式はCONCAT関数と2つの引数を使用します。ところが、このエラーメッセージは引数のデータタイプに関する問題を示しています。

https://helpcenter.graphisoft.com/jp/wp-content/uploads/sites/3/archicad-24/045_propertiesclassifications/CONCATError.png 

数式エディタで、CONCATという関数名にカーソルを合わせます。

ポップアップで、この関数の各引数に必要なデータタイプを確認します。

https://helpcenter.graphisoft.com/jp/wp-content/uploads/sites/3/archicad-24/045_propertiesclassifications/CONCATHover.png 

CONCAT関数では、全ての引数は文字列である必要があります。テキストは、引用符で囲まれていれば文字列です。

数式では最初の引数が数値であり、これは不適切です。

CONCAT (1, “a”)

解決方法

以下のいずれかを行って、第1引数を文字列に変更します。

テキストを引用符で囲みます。

CONCAT (“1”, “a”)

または、STR関数を使用します。

CONCAT (STR (1),“a”)