壁に断熱材を追加する:リノベーションワークフロー

既存の壁に断熱材のレイヤーを追加する場合は、断熱材層を複合構造壁に追加するだけです。ただし、「新設」ステータスは壁の1つの構成要素のみに割り当てることはできません(壁自体にのみ割り当て可能)。

(リノベーションフィルタ用に)元の壁に追加した新しい断熱材を区別するには、以下のワークフローをお勧めします。

既存プランビュー

1.[リノベーション]パレットで、元の壁(壁1)に「既存」ステータスを割り当てます。

https://helpcenter.graphisoft.com/jp/wp-content/uploads/sites/3/archicad-23-solo-reference-guide//Insulation1.png 

新設ビュー

このビューでは、既存と新設の両方の壁構成要素を表示します。

2.壁1の横に別の壁(壁2)を配置し、断熱材を表します。壁2を「新設」として定義します。

https://helpcenter.graphisoft.com/jp/wp-content/uploads/sites/3/archicad-23-solo-reference-guide//Insulation2.png 

このように、ビューでは壁の新しい部分(断熱材部分)のみが「新設」として表示されます。

計画ビュー

3.このビューでは、壁1と壁2の両方が元の独自の属性を使用して表示されます。

https://helpcenter.graphisoft.com/jp/wp-content/uploads/sites/3/archicad-23-solo-reference-guide//Insulation3.png 

注記:このワークフローでモデリングする各壁レイヤーに、ドアと窓の開口部を個別に追加する必要があります。