ペンとカラー(DXF-DWG変換設定)

これは、[DXF/DWG変換設定]ダイアログボックスのオプションです。

DXF-DWG変換設定」を参照してください。

ARCHICADのペンカラーは設定可能ですが、AutoCADのペン番号とカラーの関連付けは修正できません。

最良のカラーの一致を検索するか、変換辞書を設定することで、ARCHICADのペンカラーをAutoCADのカラーに変換できます。

ペンインデックス番号による変換を行うには、「ペンインデックス番号を保持」というデフォルトのトランスレータを使用します (このオプションは、[DXF-DWG変換設定]ダイアログボックスの最上部にあるポップアップトランスレータリストから選択します)。

ARCHICADの背景塗りつぶしペンを背景色(-1)に設定した場合、AutoCADのワイプアウトに変換されます。

パッチオブジェクトの背景塗りつぶしカラーには背景色ペンのカラー(-1)が割り当てられます。その結果、背景色が変わるとパッチも正しく表示されます。パッチをAutoCADに変換すると、背景がフレームなしでAutoCADのワイプアウト(WPOut)に変換されるので、背景は正しい表示になります。

注記:AutoCAD 2004より前のバージョンのAutoCADを使用している場合は、Express Toolsの一部としてワイプアウトを使用できます。ワイプアウトはAutoCAD 2004に統合されています。

https://helpcenter.graphisoft.com/jp/wp-content/uploads/sites/3/archicad-23-solo-reference-guide//KeepPenIndex.png 

ペンの手法

開く(O)

開く(O):DXF/DWGファイルを開くと、ARCHICADのペンテーブルはAutoCADの色に設定されています。DXF/DWGファイルでは、ペン番号はAutoCADのカラーインデックスと同じになります。

その他のインポート:ペンを変更できないその他のDXF/DWGのインポート操作([結合]、[XREFをアタッチ]、[オブジェクトを開く]など)を実行すると、AutoCADの全ての色は、カラー(RGB)構成要素が最も似ているARCHICADペンにマップされます。

注記:ペンのインデックス番号が256以上の全てのAutoCADペンは、ARCHICADではペンのインデックス番号を255に変更します。

保存

以下の2つのオプションは、AutoCAD 2004以降に保存する場合に使用できます。

[最適なAutoCAD標準カラーを使用]:保存操作を実行すると、ARCHICADの全てのペンは、カラー(RGB)構成要素が最も似ているAutoCADの色にマップされます。

注記:これを再度変換し戻した時は、必ずしも元の色には戻りません。例えば、ARCHICADのペン25が、AutoCADのカラー236を最も近いと検出する場合でも、AutoCADのカラー236が、ARCHICADのペンの25ではなく32を最も近いと検出する可能性があります。グレーがかったパステルゾーンの塗りつぶしカラーは、常に単に明るいグレーになります。

[RGBカラー]:一致するカラーが存在しない場合、ARCHICADのペンのRGB値を保存して、AutoCAD図面のペンのインデックス番号として256以降の番号をこのRGB値に割り当てます。

全ての要素のカラーと太さをBYLAYERに設定

保存する場合:これをオンにすると、上記のペンカラー変換設定が上書きされます。

保存した全てのエンティティのカラーがBYLAYERに設定されます。AutoCADのユーザーがレイヤーにアタッチされている色を変更すると、そのレイヤー上の全てのものの色がこれに従って変化します。

ARCHICADのペン太さをエクスポートしない

保存する場合:このオプションをオンにすると、ARCHICADのペンの太さはAutoCAD図面にエクスポートされません。

このチェックボックスをチェックせず、ペンの太さをエクスポートする場合に、ARCHICADのペンの太さがどのようにAutoCADのペンの太さに変換されるかを下の表に示します。

https://helpcenter.graphisoft.com/jp/wp-content/uploads/sites/3/archicad-23-solo-reference-guide//ConversionPenTable.png 

ペン/カラー変換

このボックスをオンにすると、ARCHICADのペンとAutoCADのカラー間の変換設定が有効になります。

これらの設定は、[手法]ページで設定した自動変換方法に優先します。

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