建築用開口のモデル化

ARCHICAD 23は、開口要素をドア/窓ライブラリオブジェクトまたはカーテンウォール要素と結合するワークフローをサポートします。

ドア/窓ライブラリ部品(GDLオブジェクト)を単一壁の開口内に配置できます。GDLオブジェクトの幅と高さを開口寸法と一致させる必要があります。ドア/窓の付属品(空洞クロージャ、敷居、板張りなど)は、GDLオブジェクトの設定内で定義する必要があります。開口とGDLオブジェクトは相互にリンクされないため、壁のドア/窓を移動する場合、個別操作により開口を移動する必要があります。

このワークフローの長所は、ドア/窓オブジェクトを含まない構造/設備用開口と同様に、(Providion for Voidなどで壁に作成したドア/窓用の開口の受け渡しなど)開口部のリストとエクスポートが可能なことです。

カーテンウォール要素またはドア/窓GDLオブジェクトを、複数の切断壁が接続された開口に配置することもできます。 開口を連動要素として1つの壁に挿入し、その開口を他の壁に接続します。

次に、ドア/窓オブジェクトまたはカーテンウォール要素を挿入します。

注記:このワークフロー(複数の切断壁に接続された開口)では、ドア/窓の付属品を使用することはできません。