このダイアログを表示させるには、[オプション]→[プロジェクト設定]→[レガシー]と選択します。
このオプションは、組み立て要素のさまざまなタイプの動作に影響します。
ここで行う設定は、作業中のプロジェクトに固有である、プロジェクトと共に保存される設定です。別のユーザーが自身のコンピュータでプロジェクトを開いた場合、同じ設定が適用されます。
[フロアで表示される以下の要素の線種]:配置フロア以外のフロアやオブジェクトに表示されるスラブとメッシュの輪郭を表示するための線種を選択します。
詳細は、「表示フロア」を参照してください。
注記:この設定は、壁、屋根またはシェル、その開口、または参照内の要素には反映されません。
[配置フロアの階上]:このポップアップパレットを使用すると、配置フロアの階上に表示するスラブ、メッシュ、およびオブジェクト要素の線種を選択できます。
[配置フロアの階下]:このポップアップパレットを使用すると、配置フロアの階下に表示するスラブ、メッシュ、およびオブジェクト要素の線種を選択できます。
注記:これらの線種は、[設定]ダイアログボックスで[オブジェクト線種の上書き]チェックボックスをオンにしているオブジェクトでのみ有効になります。
レガシーオプション
以前の形式で保存されたプロジェクトファイルをARCHICAD 22で開くと、次の全てのオプションは自動的に有効になります。
単一平面屋根とそこに配置された天窓をARCHICAD14以前のバージョンと同じように表示する場合は、このチェックボックスをオンにします。表示の違いを示すには、右側の[情報]ボタンをクリックします。
(詳細については、このオプションの右側にある[情報]ボタンをクリックしてください。)
「屋根と天窓の移行」も参照してください。
モデル要素に以前の包絡および材質処理法を利用(ARCHICAD 16以前と同様)
「以前のバージョンのプロジェクト用の包絡処理モード」を参照してください。
以前の包絡処理法がどのように機能するかについての詳細な情報を得るには、右側の[情報]ボタンをクリックします。
以前の材質処理法とは、断面形状要素の場合を除き、材質が要素レベルでのみ設定されることを意味します(ARCHICAD 17で導入されたビルディングマテリアルに基づいていない)。
以前の包絡処理法を有効にした場合、以下のARCHICAD機能は使用できません。
•材質ペインター
•材質一覧表
以前の包絡処理法を有効にした場合、以下のコントロールが使用可能です。
柱 vs. 梁のグローバル優先度(以前の包絡処理法のみ):プロジェクト内の全ての柱と梁の関係が、スライダによって定義されます。梁が柱と交差する時、優先度の低い要素は3Dで切り取られます。つまり、交差部分が削除されます。優先度の高い要素は、そのままの形で残ります。これは体積の計算にも適用されます。
注記:柱の優先度番号は常に偶数で、このダイアログボックスでは一般設定としてのみ定義できます。梁優先度は、[梁ツールの設定]([モデル]パネル、以前の包絡処理法のみ)で梁ごとに個別に設定します。
(詳細については、このオプションの右側にある[情報]ボタンをクリックしてください。)
無限の水平範囲の展開図を作成する時には、レガシーオプションを使用
ARCHICAD 18より前のバージョンの展開図では、展開図のコンテンツは要素の境界線が範囲内にあるかどうかによって異なっていました(展開図マーカーで決定)。
これとは対照的に、ARCHICAD 18では、展開図の水平範囲が無限に設定されている場合、マーカーの範囲内にあるモデルスペース全体が展開図に表示されます(断面図ビューや立面図ビューと同様)。
この「古い」ロジックを使用するには、[オプション]→[プロジェクト設定]→[レガシー]でレガシーオプションを使用します。ARCHICAD に移行した場合、このチェックボックスはデフォルトでオンになっています。
(詳細については、このオプションの右側にある[情報]ボタンをクリックしてください。)