チームワークモデルのバージョンの比較(変更内容の受信前後)

ARCHICAD 24 Solo版では利用できません

変更内容の受信後にチームワークでこの比較ワークフローを使用して、モデルで変更内容を確認できます。

チームワーク環境では2つの[比較]コマンドがあります。

送受信後に比較

通常どおりに送信/受信します。これによって新しいローカルキャッシュが作成されます(受信後):「新しいモデル」 この新しいモデルが、「古いモデル」である前のローカルキャッシュ(送信前)と比較されます。

受信後に比較

上記シナリオと同様に、他者が行った変更内容を受信し、新しいローカルキャッシュを作成して(「新しいモデル」)、それを古いローカルキャッシュ(「古いモデル」)と比較します。

この2つのコマンドの違いは、最初のコマンドでは自分の作業をBIMcloudで共有しますが、2番目のコマンドではしない点だけです。

ワークフロー例

この例では、2人の設計担当者がチームワークを使用してARCHICADで共同作業します。ユーザー1が変更を行い、サーバーに送信します。

受信後、ユーザー2が変更内容を確認したいと考えています。

1.チームワークメニューまたはチームワークパレットから、[受信後に比較]を選択します。

https://helpcenter.graphisoft.com/jp/wp-content/uploads/sites/3/archicad-24/083_modelcompare/ReceiveCompare.png 

2.ユーザー2がBIMcloudから変更内容を受信します。

3.バックグラウンドでモデル比較が開始されます。[モデル比較]タブに生成が進行中であることが示され、完了すると緑のチェックマークが表示されます。

4.[モデル比較]ウィンドウを開きます。BIMcloudから変更内容を受信後、パレットに新しいバージョン(「受信したモデル」)を前のバージョン(受信前に存在していた「古いモデル」)と比較したことが示されます。

https://helpcenter.graphisoft.com/jp/wp-content/uploads/sites/3/archicad-24/083_modelcompare/OldReceived.png 

5.[モデル比較]ウィンドウに結果が表示されます。

[モデル比較]パレットを使用して、[モデル比較]ウィンドウで変更内容を確認します。

モデル比較:変更の確認」を参照してください。

6.必要に応じて、バージョンを作成します。

モデル比較変更リストから案件を作成」を参照してください。