PDFオプション

https://helpcenter.graphisoft.com/jp/wp-content/uploads/sites/3/archicad-24/110_interoperability/PDFPassword.png 

コンテンツオプション

PDF/Aアーカイブ形式

デフォルトはPDF/A-2aです。

注記:

PDF/A形式を選択した場合、パスワードを設定することができません。

PDF/A形式を選択した場合、[U3Dファイル埋め込み]オプションは利用できません。

PDF形式の3Dコンテンツ」を参照してください。

PDF/A-1aおよびPDF/A1b形式では、透過エフェクトをサポートしません (透過エフェクト機能はPDF/A-2形式で使用可能です)。

PDF/A標準についての詳細は「ISO 19005-1:2005パートIのPDF 1.4(PDF/A-1)の使用」および「ISO 19005/2:2011パート2のISO 32000-1(PDF/A-2)の使用」を参照してください。

レイヤーをPDFにエクスポート

PDF形式でビューやレイアウトを保存する場合、ビュー/レイアウトの可視のレイヤー上の情報は、(要素を含んでいる場合)PDFドキュメントにも保存されます。[レイヤーをPDFにエクスポート]チェックボックスは、デフォルトでチェックされています。

生成されたPDFドキュメントを開いた際、レイヤーごとに内容の表示/非表示を切り替えることができます (ナビゲーションパネルの[レイヤー]パネルをクリックします。[レイヤー]パネルが表示されていない場合、[表示]→[表示/隠す]→[ナビゲーションパネル]→[レイヤー]を選択します)。レイヤー名はARCHICADのものと同一です。

https://helpcenter.graphisoft.com/jp/wp-content/uploads/sites/3/archicad-24/110_interoperability/LayersinPDF.png 

エクスポートするレイヤーに関する制限事項:

レイアウトに直接配置されたアイテムはレイヤー情報なしでエクスポートされるため、PDFで可視性を制御することはできません。

一つも要素を含んでいないレイヤーはエクスポートされません。

非表示レイヤーはエクスポートされません。

埋め込みレイヤーはエクスポートされません。

3Dの内容を埋め込む

PDF形式の3Dコンテンツ」を参照してください。

セキュリティオプション

PDFにプロジェクト情報を含める

このチェックボックスは、デフォルトではオンになっています。PDF形式でプロジェクトを保存すると、PDFにはARCHICADプロジェクト情報データ([ファイル]→[情報]→[プロジェクト情報]で入力)が保持されます。このデータは、PDFの「文書のプロパティ」([ファイル]→[プロパティ])で表示できます。

例えば、匿名コンペでPDFを提出する場合など、PDFに設計者の名前などを表示したくない場合(通常、作成者はPDFのドキュメントプロパティに表示される)、このチェックボックスをオフにすると便利です。

パスワードを要求

ドキュメントにパスワード保護を設定する場合、このチェックボックスをオンにします。

その他のセキュリティオプション

PDFの受信者に内容のアクセスや修正を許可するには、以下の該当するチェックボックスをオンにします。

注釈または修正を許可

内容の抽出またはコピーを許可

印刷を許可

解像度オプション

円弧解像度

[円弧解像度]設定では、PDF形式が円弧/円を認識しないため、円弧/円をポリゴンに変換して近似する必要があります。円弧解像度設定は、このポリゴンの精度を定義します。

[画像解像度を制限]:

PDFに保存された画像の最大画像解像度。この値より小さい解像度の画像は、現状のままになります。

圧縮オプションを選択します:

[全ての画像を圧縮]:全ての画像がJPG形式に変換されます。データが80%に圧縮されます。

[可能な場合、ロスレス画像圧縮を保持]:画像はPNG形式で保存されます(劣化なし)。元の画像がJPG形式の場合、JPGのままになります。