表現の上書き

表現の上書きを使用して、あらかじめ定義された表示(カラー、塗りつぶし)をモデル要素にビュー別に適用すると、情報を一目で把握できるようになります。

次に例を示します。

リノベーションステータスごとに異なるカラーで要素を表示

全てのしっくい壁を青で表示

特定の音響等級または耐火等級を備えた全要素を強調表示

まとまったゾーンのグループを強調表示

モデルの一貫性をチェック

https://helpcenter.graphisoft.com/jp/wp-content/uploads/sites/3/archicad-24/050_viewsvb/FirePlan.png 

耐火等級別のゾーン

要素の情報タグには、この要素に有効な表現の上書きルールが一覧表示されます(存在する場合)。

https://helpcenter.graphisoft.com/jp/wp-content/uploads/sites/3/archicad-24/050_viewsvb/RulesInfoTag.png 

表現の上書きをモデル要素に割り当てるには、以下の2つの方法があります。

表現の上書きセットを使用:表現の上書きセット(ビュー設定)は上書きルールの集合で、ルールに適合する要素に、定義された順序で適用されます。

リノベーションフィルタを使用:リノベーションフィルタ(ビュー設定)は、どの要素(リノベーションステータスごと)を上書きで表示するかを定義します。

どのビューでも、表現の上書きセットのルールが最初に適用されます。リノベーションフィルタによって割り当てられるルールは、最低優先度です。

一部の要素では複数のルールが適用される場合があります(例:構造耐力要素をハイライト、およびリノベーションステータスが[新設]の全要素は赤)。

この場合、表現の上書きセットのルールが最初に適用されるため、これらのルールの両方に適合する要素はハイライトされます。

関連トピック

表現の上書きルール

表現の上書きセット

例外:上書きが適用されない場合