表現の上書きを使用して、あらかじめ定義された表示(カラー、塗りつぶし)をモデル要素にビュー別に適用すると、情報を一目で把握できるようになります。
次に例を示します。
•リノベーションステータスごとに異なるカラーで要素を表示
•全てのしっくい壁を青で表示
•特定の音響等級または耐火等級を備えた全要素を強調表示
•まとまったゾーンのグループを強調表示
•モデルの一貫性をチェック
耐火等級別のゾーン
要素の情報タグには、この要素に有効な表現の上書きルールが一覧表示されます(存在する場合)。
表現の上書きをモデル要素に割り当てるには、以下の2つの方法があります。
•表現の上書きセットを使用:表現の上書きセット(ビュー設定)は上書きルールの集合で、ルールに適合する要素に、定義された順序で適用されます。
•リノベーションフィルタを使用:リノベーションフィルタ(ビュー設定)は、どの要素(リノベーションステータスごと)を上書きで表示するかを定義します。
どのビューでも、表現の上書きセットのルールが最初に適用されます。リノベーションフィルタによって割り当てられるルールは、最低優先度です。
一部の要素では複数のルールが適用される場合があります(例:構造耐力要素をハイライト、およびリノベーションステータスが[新設]の全要素は赤)。
この場合、表現の上書きセットのルールが最初に適用されるため、これらのルールの両方に適合する要素はハイライトされます。