明示的に選択した要素には、選択ドット(または基準点)が表示されます。選択ドット(ホットスポット)とは、それを使って要素の修正が行える点です。
注記:矩形選択した要素には、選択ドットは表示されません。
選択ドットが表示される場所は、要素のタイプと配置によって異なります。
GDLオブジェクトタイプの要素の場合、選択ドットの数はオブジェクトに定義されているホットスポットの数によって異なります。
一部のGDLオブジェクトには、オブジェクトをグラフィカルに編集できる特殊なホットスポットがあります。
「編集可能なホットスポットを使用したグラフィック編集」を参照してください。
選択ドットの種類
単一要素にはデフォルトで黒い無地の小さな選択ドットが付きます。
選択ドットのカラーを変更するには、[オプション]→[作業環境]→[選択と要素情報]の色の選択機能を使用します。
編集可能な選択ドットは菱形で、パラメータをグラフィカルに編集できるGDLオブジェクトに表示されます。
詳細は、「編集可能なホットスポットを使用したグラフィック編集」を参照してください。
グループ化された要素は、大きな円と共に表示されます。後で選択したグループには、それぞれ異なるカラーが自動的に割り当てられます。
ホットリンクモジュールまたはXREFに属する要素には、カラーが自動的に定義される白抜きの四角が表示されます。
ロックされた要素の選択ドットはグレーで表示されます。
要素は、以下の4つの場合にロックされます(「ロック状態の」選択ドットが表示されます)。
•要素がロックされたレイヤーに配置されている。
•要素が[編集]→[ロック]コマンドで直接ロックされている。
•要素がホットリンクモジュールまたはXREFに所属している。
どのケースでも、ロックされた要素を選択することは可能ですが、編集することはできません (ロックした要素を編集しようとする場合には、ロックされていることが表示されます)。このような要素の設定ダイアログボックスを開くことはできますが、パラメータは編集できません。