含む[CONTAINS]

指定した文字列がテキストに含まれるかどうかを検証します。

文字列が含まれる場合、Trueを返します。

文字列が含まれない場合、Falseを返します。

デフォルトでは、大文字と小文字が区別されます (それ以外の場合は、大文字小文字の区別引数に対してFalseを入力します)。

構文

CONTAINS (“検索テキスト”, “対象テキスト”, [大文字小文字の区別])

注記: 必要な区切り記号(カンマまたはセミコロン)は、コンピュータの地域設定に自動的に対応します。

引数のデータタイプ

全てのテキスト:文字列

大文字、小文字区別(オプション):True/False

結果のデータタイプ

True/False

製造業者カタログのテキストに基づき、椅子の高さ値の適切な長さの単位(cmまたはインチ)を表示します。

ここでは、カタログテキスト(文字列)は、HeightInStringというプロパティ値としてあらかじめ定義されています。

この文字列を数値に変換します(STRTONUMを使用)。

この数値に適切な長さの単位を乗算します(cmまたはインチ:CONTAINS関数を使用して、文字列に「cm」タグが含まれるかどうかを判別します)。

結果は長さタイプのプロパティです。

数式

STRTONUM (HeightInString) * IF (CONTAINS (“cm”, HeightInString), 1 cm, 1 in)

結果

HeightInStringプロパティの文字列値が「150 cm」の場合、長さ値として「150 cm」が表示されます。