梁の基準軸

個々の梁は、梁を包絡処理するために正確に接続する基準軸を持ち、梁を選択、移動、変形するためのホットスポットと辺を設定します。その方向によって、梁の設定の[モデル]パネルで材質を適用する場合の、梁の「左側」および「右側」の材質が決まります。

梁の[モデル]パネル」を参照してください。

基準軸の方向は、移動して梁を描画するときのカーソルに従って決まります (軸方向を示す矢印を梁上に表示するには、[表示]→[表示オプション]→[壁および梁基準線]をオンにします)。

デフォルトでは、基準軸は梁の上面の中央を通っています。中央から任意の距離でオフセットすることもできます(断面形状が非対称である梁を使用する場合など)。この場合、梁の設定の[形状と位置]パネルにある[オフセット]フィールドに値を入力します。

梁の設定の[平面図と断面図]パネルの[シンボル]部分にある[基準線表示]チェックボックスを使用して、梁の基準軸の表示/非表示を個別に切り替えることができます。

https://helpcenter.graphisoft.com/jp/wp-content/uploads/sites/3/archicad-22-reference-guide//BeamCenterLine.png 

3Dウィンドウでは、選択した梁の基準軸は別の色で表示されます。この色を変更するには、[オプション]→[作業環境]→[選択と要素情報]の「3D上の参照線」設定を使用します。