このダイアログを表示するには、[オプション]→[プロジェクト設定]→[計算単位/規則]と選択します。
このダイアログで次のウィンドウに表示する単位を設定できます。
•連動一覧表の計算値
•自動テキストラベル
•計算機能で作成されたリスト
•面積表アドオン(一部の国で使用可能)
また、このダイアログ([ルールを設定])を使用して、連動一覧表にリストされるパラメータの値を計算するための追加の規則を設定できます。
注記:計算機能を使用している場合、この設定はテキスト形式のリストにのみ適用されます(グラフィックテンプレートを使用している場合、テンプレートに定義されている数値書式が適用されます)。
各コントロールを設定するときに、実際の表示形式をプレビューで確認できます。
•[単位]:このポップアップフィールドをクリックすると、測定単位を各種の規格から選択できます。
•[小数]:このポップアップフィールドをクリックすると、選択した単位の小数桁数を選択できます。
•[追加精度]:追加の小数値を上付き文字で表示する場合に選択します。上付き文字の値は、選択した数値刻みで丸められます(例:25)。
注記:追加精度の値が上付き文字で表示されるのは、連動一覧表のみです。計算リストおよび一部のアドオンでは、追加精度の値は上付き文字ではなく、追加の小数として表示されます。
例えば、長さ(壁の外周)の計算で表示する小数点以下の桁数をここで2に設定し、追加精度を01に設定すると、次の小数値も上付き文字として01に丸めて表示されます。
体積の単位に関する注記
体積の計測単位にメートルとインペリアルのどちらを選択したかに応じて、密度値およびプロジェクトのビルディングマテリアルの[内包炭素]プロパティで使用される単位が決まります。
「物理的特性」を参照してください。
角度の単位に関する注記
[角度の単位]で[度(分、秒)]を選択した場合、右側にある[精度]ポップアップフィールドをクリックして精度を選択できます。
[ルールを設定]ボタン([オプション]→[プロジェクト設定]→[計算単位/規則]内)をクリックして、以下のダイアログボックスを開きます。
このコントロールで特定のリストパラメータの条件を定義し、そのパラメータで壁、スラブ、屋根、シェル、および梁を計算する方法を定義できます。
例えば、壁のリストと一覧表の条件を作成しているときに(一覧表の[一覧表設定]で定義)、[条件付き外面表面積]のフィールドを使用する場合があります。
「[一覧表設定]ダイアログボックス(一覧表)」も参照してください。
パラメータ名に「条件付き」が含まれている場合、[条件ルール]ダイアログボックスを使用してこのパラメータリストを条件に結び付けられることを意味します。
2.5 m2以上の開口部の面積を壁面積から減算する場合は、下記のボックスをチェックします。
「壁リスト」一覧表では、壁表面がこの条件に従って計算されます。
このポップアップメニューを使用して、ARCHICADで「断熱材」または「空気層塗りつぶし」として認識されるビルディングマテリアル(複合構造や屋根、シェルの塗りつぶし用)を指定し、この数量が別々にリストウィンドウに表示されるようにします。
複合構造ダイアログボックスで、複合構造の塗りつぶしを定義することができます。プロジェクトの複合構造、屋根、またはシェルの断熱材層として、常に特定のビルディングマテリアルを使用している場合は、[条件ルール]ダイアログボックスの該当するポップアップでそのビルディングマテリアルをオンにします。
「[複合構造]ダイアログボックス」を参照してください。
例えば、屋根の標準断熱材層が「一般」である場合は、[条件ルール]ダイアログボックスの[屋根断熱材層]ポップアップから該当のチェックボックスをオンにします。
これ以降、屋根のリスト条件に「壁断熱材厚」が含まれている場合、ARCHICADでは、オンにしたビルディングマテリアルを使用する複合屋根の塗りつぶしの厚さがリストに表示されます。
このオプションでは、面積表アドオンでの小計の計算方法を指定します。
•[表示値](デフォルト):各値(インターフェイスで表示される値)は、[四捨五入]/[追加精度]の設定に応じて丸められます。この丸められた値の合計が総合計になります。
•[正確な値]:より正確な値を算出する場合に選択します。正確な値(インターフェイスで表示される値とは異なります)を集計し、その値が[四捨五入]/[追加精度]の設定に応じて丸められ、総合計になります。