霧(CineRender材質チャンネル)

ARCHICAD 24 Solo版では利用できません

これらのパラメータを使用して、霧やガスの雲をシミュレートできます。このような材質を持つオブジェクトは半透明ですが、その密度に応じて入射する光が弱まります。

https://helpcenter.graphisoft.com/jp/wp-content/uploads/sites/3/archicad-24/131_cinerendersurfaces/FogChannel.png 

霧の材質は閉じたオブジェクトでのみ使用してください。霧はオブジェクトの内側に適用される体積効果です。

https://helpcenter.graphisoft.com/jp/wp-content/uploads/sites/3/archicad-24/131_cinerendersurfaces/FogSettings.png 

カラーと明るさ

カラーと明るさの値の定義」を参照してください。

下記の霧のカラーの説明も参照してください。

距離

光線は霧を通過すると弱まります。この弱まりを[霧に隠れる距離]で制御できます。この値が大きいほど、霧は薄くなります。[霧に隠れる距離]は、光線が霧を通過できる距離を定義します。

霧に色を付けることができ、この色はその可視性にも影響を与えます。霧を深くのぞき込むほど、オブジェクトは見えづらくなり、霧の色は見えやすくなります。そのため、霧の色は[霧に隠れる距離]の値にも依存します。

例えば、[霧に隠れる距離]に500単位を選択した場合、元が100%強度の光線は、250単位の距離を進むと50%強度になり、さらに250単位進むと完全に消えてしまいます。霧に隠れる距離が短いほど、霧は厚く見えます。この効果に加えて、250単位を進んだ後、霧の色の半分が光に加算され、500単位後、霧の色全てが光に加算されます。

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