2つ以上のテキスト文字列を1つに結合します。
構文
CONCAT (“テキスト1”, [“テキスト2”], ...)
注記: 必要な区切り記号(カンマまたはセミコロン)は、コンピュータの地域設定に自動的に対応します。
引数のデータタイプ
文字列
結果のデータタイプ
文字列
例
ドアのホットリンクマスタIDとその関連ゾーン番号で構成される、「ドアコンテキストID」というプロパティを作成します (どちらも文字列タイプのプロパティです)。
2つの文字列はダッシュで区切る必要があります。
数式
CONCAT (ホットリンクマスタID,”-”, 関連ゾーン番号)
結果
部屋213-6
注記
プロパティを要素(ホットリンク要素を含む)に適用できるのは、そのプロパティがその要素に使用可能である場合のみであることを忘れないでください。
(プロパティマネージャーの)評価機能は、ホットリンク要素では機能しません。ただし、ホットリンク要素のプロパティを含む式は、連動一覧表、要素設定、要素情報パレット、およびその他のインターフェイスで正しく評価されます(プロパティが有効かつ使用可能である場合)。
CONCATは文字列の接続 [TEXTJOIN]に似ています。全てのテキスト文字列間に自動区切り文字を指定し、空白の文字列を無視する場合は、文字列の接続 [TEXTJOIN]を使用します。
CONCATを使用する別の例については、「例3:説明テキスト文字列を使用してプロパティを拡張する」を参照してください。