新しいセグメントロジックでは、材質や形状が異なる複数のサブ要素が梁および柱の基準軸に沿って重なり合います。これにより、鉄筋コンクリート、鉄骨、木材、および複合構造の梁および柱要素を表すBIM要素の形状の自由度が向上します。
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鉄骨 |
複合構造の柱 |
セグメントはパラメトリック断面形状を参照できるため、ビルディングマテリアルの一元的な形状編集やデータ管理などの属性のメリットを活用できます。さらに、パラメトリック断面形状により、個々のセグメントをグラフィカルにカスタマイズできます。テーパーセグメントの場合は終端ごとにカスタマイズできます。全ての2D表示と3D表示で、梁および柱のセグメントに対してこのような直感的な操作が可能なため、モデルの効率と精度が飛躍的に向上します。
セグメントに関する以下のモデル機能が新たに追加されました。
セグメントの定義
断面/立面図、3D、または平面図で設定ダイアログを使用して、あるいはグラフィカル編集により、梁および柱のセグメントを作成できます。
要素の設定→セグメントの[追加]
ペットパレットを使用した3Dでの要素の追加
テーパーセグメント
新しいテーパーセグメント機能を使用すると、矩形、円形、および断面形状セグメント構造のセグメントの開始と終了の幅と高さにさまざまなパラメータを設定できます。
カスタム断面形状セグメントの場合、テーパー押出の結果は、テーパーセグメントに割り当てられた断面形状属性のカスタム断面形状の形状変更の設定に応じて異なります。したがって、同一の単純な断面形状を使用して、多数のパラメトリックソリッド形状を生成して、さまざまなセグメント形状をモデル化できます。
柱の仕上げも正方形および円形のテーパーセグメントに機能します。
注記:湾曲梁では、テーパーセグメントはサポートされていません。
セグメント編集モード
梁および柱の編集モードでは、セグメント断面形状の辺のオフセット、セグメント接続部の移動、セグメントのストレッチなど、セグメントのグラフィック編集を簡単かつ効果的に実行できます。
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編集モードでのセグメント形状の修正 |
編集モードでのテーパーセグメントの設定 |
編集モードを使用して、グラフィック編集と数値設定の両方によりテーパーセグメントの形状を修正します。