テンプレートファイル

テンプレートは、拡張子.tplが付いた読み取り専用のプロジェクトファイルです。テンプレートには全てのプロジェクト設定、配置された要素およびプロジェクトのツールのデフォルト設定が含まれます。

テンプレートファイルを使ってプロジェクトを新規に作成すると、テンプレートの選択時に、このデフォルトテンプレートがポップアップリストの一番上に表示されます。

https://helpcenter.graphisoft.com/jp/wp-content/uploads/sites/3/archicad-24/020_configuration/ChooseTemplate00009.png 

新規プロジェクトを作成」も参照してください。

テンプレートファイルの場所

デフォルトテンプレートは、ARCHICADのデフォルトフォルダに格納されています。

Windowsの場合は、\Program Files\GRAPHISOFT\ARCHICAD 24\Defaults\ARCHICAD

Macの場合は、\アプリケーション\GRAPHISOFT\ARCHICAD 24\Defaults\ARCHICAD

カスタマイズしたテンプレートを作成するには

1.空の新規プロジェクトファイルを開きます。

2.プロジェクト設定とIFC変換設定を編集し、プロジェクトの構造を設定し、要素を配置します。

3.このプロジェクトファイルをテンプレートとして保存します。[ファイル]→[名前を付けて保存]を使用し、ファイルタイプに「ARCHICADテンプレート(*.tpl)」を選択します。

テンプレートを開くには

以下のいずれかを実行します。

[ファイル]→[開く]を使用して、既存のテンプレートファイルを参照する

[ファイル]→[新規作成]を使用する

表示される[新規プロジェクト]ダイアログで、[テンプレート]を選択します。

必要なテンプレートファイルを選択します。

注記:IFCタイプのファイルをARCHICADにインポートまたはホットリンクした場合にもテンプレートファイルの選択を行います。これは、IFC変換設定ファイルがテンプレートに保存されているためです。

IFC変換設定の操作については、「変換設定とテンプレートファイルに関する重要な注記:」を参照してください。

注記:プロジェクトを開くのに使用した作業環境プロファイルを設定すると、テンプレートファイルの設定が上書きされます。