レイアウトフェーズのための作業環境

ARCHICADでは、作業環境をプロジェクトフェーズに必要な作業および能力に合わせることができます。作業環境プロファイル([レイアウト])を選択して、レイアウトブック作成に必要な機能だけを表示できます。

レイアウトウィンドウが有効な場合、関連メニューコマンドとツールだけが使用できます。

ARCHICAD 9ユーザーに対する注記: ARCHICAD 9には、レイアウト処理と文書化を行うスタンドアロンのアプリケーションとしてPlotMakerが付属していました。ARCHICAD 10以降では、この機能は全てARCHICADに統合されています。

[レイアウトおよび図面]ツールバー([ウィンドウ]→[ツールバー])を有効にすると、頻繁に使用するコマンドにすばやくアクセスできます。

レイアウトブックが有効な場合、レイアウトブック用に設定された、独立したペンセットを割り当てることができます。属性を定義するとき、[オプション]→[属性設定]→[ペンとカラー]コマンドで、モデルビューでなく、レイアウトの要素に属性が適用されることが表示されます。

バーチャルビルディング全体に対しては単一のレイヤーセットが使用されますが、レイアウトブックとモデルビューでは、別々のレイヤー設定を定義できます。

注記:レイアウトブックのレイヤーの設定は、全体としては、線、テキスト、図面など、レイアウトに直接配置されている表示/非表示要素に対して機能します。レイアウトブックレイヤーは、描画内容に影響を与えません。描画内容は連動するビューのレイヤーによって決定されるためです。