このダイアログボックスは、3DエンジンとしてOpen GLを選択した場合、[3Dスタイル]の[設定]ボタンから使用できます。
OpenGLエンジンで3D画像を生成するときに使用するエフェクトのボックスをチェックします。
[ヘッドライト]:カメラの方向から来る光を制御します(オン/オフ)。ヘッドライトをオンにすると、モデルに外の光と付随するシャドウ効果が与えられます。オフにすると、平坦な面がより平坦に見えるようになります。
[放射]: 光を反射する材質を選択または作成している場合に使用すると、反射が表示されます。
[スムージング]:スムージングの度合いを制御する場合に使用します。通常は平坦な面を使っておおよその形が示される曲面は、このオプションをオンにすると、本物に近い滑らかさで表現されます。
[テクスチャ]:ビットマップ画像が対応する表面に表示されます。
[3Dのハードウェアアクセラレーションを無視]:チェックボックスをオンにすると、ディスプレイカードのOpenGL機能がバイパスされ、WindowsとMacのどちらでも使用可能な、システムレベルでのOpenGLソフトウェアエミュレーションが使用されます。
注記:ソフトウェアエミュレーションでは処理速度が遅くなります。OpenGL表示に問題がある場合にのみ、ハードウェアアクセラレーションを無効にしてください。
ナビゲーションフィードバックの精度
[フィードバックスピードをフレーム毎秒でカスタマイズ]:このボックスをチェックすると、下記のスライダが有効になります。スライダを使用して、フィードバック速度をフレーム/秒で設定します。
注記:フレーム毎秒値が高いと、一部要素がナビゲーション中表示されないことがあります。以下を参照してください。
[以下の半径内に配置された全ての要素を常に表示]:このスライダでは、フィードバック速度の環境設定を微調整します。上記のフレーム/秒の設定に関係なく(ナビゲーション時に複数の要素が表示されない場合もあります)、ナビゲーション時に表示される全ての要素範囲の最小半径を設定できます (半径は数値またはスライダを使用して設定します)。
自動補正によるビジュアルフィードバックの最適化
ARCHICADでは、OpenGLを使用した複雑なモデルの操作でもフィードバック速度を維持するためのアルゴリズムが使用されます。このアルゴリズムでは、一部の「副」要素が一時的に非表示になる場合があります。
•「副」要素はビューコーンからの距離に基づいて表示されます。至近距離の要素は優先され、必要に応じて最も離れた距離の要素が最初にドロップされます。
•「主」要素は、FPSに関係なくナビゲーション中に非表示になりません。方法を探すためのキー要素は常に表示されます。
このアルゴリズムは、3D操作がフレーム毎秒(FPS)の設定値(ユーザーが定義します)を下回った場合にのみ適用され、FPSが許容可能なしきい値に達すると適用は解除されます。