ARCHICADでは、案件を効率的に管理、編集、整理するための2つの新しいインターフェイスが導入されました。
案件マネージャ
案件マネージャを使用して、ユーザーは個々の案件の内容を詳細に確認して管理できます。
ユーザーは任意の数のビューを案件に保存できます。これらのビューは、表示要素、カメラ位置、切断面、およびスナップショットに基づきます。スナップショットにマークアップを追加するには、デフォルトの画像エディタを使用します。案件マネージャはユーザーが提案された修正を受諾(または部分的に受諾)する場所でもあります。
案件オーガナイザ
案件オーガナイザは、プロジェクト内の全ての案件の完全なリストを管理します。
ユーザーのニーズに合わせてカスタマイズされた階層ロジックを使用して案件をソートします。
選択した案件のパラメータは、インライン編集により即座に変更できます。
新しい案件マネージャと案件オーガナイザを使用した案件の詳細表示とカスタマイズ
案件タグ
各案件に優先度、ステータス値、およびタイプ値を割り当てることができ、適宜ソートできます。使用可能な値はカスタマイズできます。
選択要素と関連する案件
ユーザーは選択要素が既存の案件の一部であるかどうかを簡単にチェックし、案件オーガナイザで関連する案件をフィルタすることができます。
状況依存の提案フィードバック
選択した要素が案件の一部である場合:状況依存のフィードバックに(グリップアイコンで)提案が受諾された場合にどのパラメータグループが変更されるかがリストされます。
案件の詳細と履歴
案件マネージャと案件オーガナイザのどちらでも、現在の案件の詳細と履歴にアクセスできます。[案件の詳細]では、ユーザーは案件名とパラメータの修正、ラベルの追加、説明の入力、担当者または担当チームの決定を行うことができます。
[案件の詳細]の[履歴]パネルでは、特定の案件に関連する全てのアクティビティが監視されます。