動的エネルギーシミュレーションが完了すると、[評価レポート]ダイアログボックスが表示されます。左側のコントロールを使用して、エネルギー性能評価レポートの一部の内容をカスタマイズしてから保存できます。
ダイアログボックスの右側には、PDF版のエネルギー性能評価レポートのプレビューが表示されます。
[ヘッダーとフッター]設定ダイアログボックスのコントロールを使用すると、PDF版のエネルギー性能レポートの2つのヘッダー行とフッターに独自の内容を設定できます。
この内容は画像または自動テキストとして設定でき、レポートタイトルのさまざまなカスタマイズに対応します。
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自動テキストを挿入 |
自動テキストのカテゴリ |
このダイアログボックスでは、PDF版のエネルギー性能評価レポートに使用するフォント形式とペンカラーを定義します。
[チャプターレポート]セクションでは、PDF版のエネルギー性能評価レポートの内容が一覧表示されます。
チャプターの順序を変更するには、名前の横に表示されている矢印を使用して移動します。リストの下のボタンを使用して、改ページを追加/削除します。
レポートの一部のチャプターは、以下のチャプター固有の設定を使用して、さらに細かくカスタマイズできます。
•[基本値]チャプターの設定:3つのエネルギー単位オプション(kWh、kBtu、MJ)のいずれかを選択します。
•[エネルギー収支の算出]チャプターの設定:時間間隔に毎週または毎月を選択し、エネルギー単位(kWh、kBtu、MJ)を指定します。棒グラフのカラーもカスタマイズできます。
•[ターゲット/ソースによるエネルギー消費]チャプターの設定:円グラフと棒グラフの表示を切り替えます。
インポート/エクスポート形式設定
このボタンは、[評価レポート]ダイアログボックスの左下隅にあり、PDF版のレポート形式をプロジェクト間で移行できます。例えば、会社のテンプレート形式を全てのプロジェクトのPDF版エネルギー性能評価レポートに適用できます。
エネルギー性能評価レポートの形式を出荷時のデフォルトにリセットすることもできます。
[閉じる]コマンドと[保存]コマンド
評価レポートの下部には、次のボタンがあります。
•[閉じる]ボタンを使用すると、[エネルギーモデル再検討]パレットに戻り、入力データをさらに調整できます。
•[PDFで保存]を使用すると、指定した場所に評価レポートがPDF形式で保存されます。
「エネルギー性能評価-PDF版レポートの読み取り」を参照してください。
•右下隅にある三角マークの付いたボタンをクリックすると、毎月の詳細なエネルギー収支データがMicrosoft Excelファイル形式で保存されます。
「エネルギー性能評価-XLS版レポートの読み取り」を参照してください。