TrussMaker設定

([デザイン]→[デザイン補助]→[TrussMaker])。

詳細は、「TrussMaker」を参照してください。

[TrussMaker設定]ダイアログボックスの画面左にある次の3つの大きなボタンを使用して、構造タイプを選択します。

[木造]:木製トラスを組み立てるには、このボタンをクリックします。

[中空断面]:矩形または円形の中空のトラスを組み立てるには、このボタンをクリックします。

[圧延鋼材]:各種プロファイルオプションを使用してスチールトラスを組み立てるには、このボタンをクリックします。

構造タイプを設定したら、3つのタブページのコントロールでトラスを定義します。

TrussMakerの[属性]タブ

このタブページでは、平面図でのトラスの表示、切断面および3D表示を定義します。このタブページは、3つの全ての構造タイプで同じです。

[平面図とモデル属性]

トラスの線のペン番号とペンカラー、線種と材質設定を入力します。

トラスの垂直オフセットを次のように入力します。

[フロア]:現在のフロアからのトラスの高度です。

[GLから]:GLからのトラスの高度です。

[円弧の分解能]:トラスの輪郭の定義に使用した曲線の分割を設定するために値を入力します。

注記:[円弧の分解能]フィールドに入力する値は、円弧ではなく円全体を基準にしています。

TrussMakerの[トラスのプロファイル]タブ

このタブページは、個別のパラメータ(例えば、厚さ、直径、またはプロファイル)をトラスの各部に割り当てるために使用します。

注記:トラスの異なる部分を定義するには、平面図でトラスの輪郭を描画するときに異なるペンカラーを割り当てる必要があります。

作業する部分を選択するには、ペンカラーアイコン、対応するボタン/フィールド、または[トラスのプレビュー]の輪郭のいずれかをクリックします。プレビューの太い輪郭とペンカラーの横にある黒い菱形は、トラスの作業中の部分を示します。使用可能なパラメータは、作成しているトラスの構造タイプによって異なります。

[幅]:値を入力して要素の幅を設定します。

[高さ]:値を入力して要素の高さを設定します。

[厚さ]:値を入力して要素の厚さを設定します。

[横断面]:選択した断面形状タイプの横断面を表示します。

[中空断面]タイプのトラスでは、上記の設定の他に多数の追加設定があります。

[プロファイル]:ラジオボタンをクリックして、矩形あるいは円形のプロファイルを選択します。

円形を選択すると、トラス要素は、高さと幅ではなく直径と解像度で定義されます。

[厚さ]:トラス部分の厚さを入力します。

[圧延鋼材]のみの設定

[プロファイル]および[位置]ポップアップをクリックして、圧延鋼材の形状と配置オプションを選択します。

[スチールの接合]タブ

このタブページは、圧延鋼材構造タイプでのみ使用可能です。このコントロールにより、トラス要素が接触する点でカスタマイズ可能な接合プレートを使用できます。

ラジオボタンを選択して、トラスに接合プレートを含めるかどうかを設定します。

[接合プレートなし]:接合プレートを使用しない場合は、このラジオボタンをチェックします。接合プレートを使用しない場合は、ダイアログボックス内の対応オプションはグレー表示になります。

[接合プレートあり]:接合プレートを使用する場合は、このラジオボタンをチェックします。

2つの同一のプロファイルを結合する場合は、ラジオボタンを選択して、トラスに接合プレートを含めるかどうかを設定します。

[接合プレートを使用しない]

[接合プレートを使用する]

次のラジオボタンを選択して、スチール接合プロファイルの配置を設定します。

[重心を使用]

[境界ボックスの中点を使用]

[接合プレート]領域では、Tは断面値、Lはプロファイル軸の交差点からの接合プレートの長さ、Mはプロファイルと接合プレートの最小オーバーラップ長さをそれぞれ表します。形状(プロファイル間の角度)に応じて、実際の接合プレートの長さを決めるために、LまたはMのいずれか接合プレートが長くなる方が使用されます。

[T]:値を入力してプレートの厚さ(横断面)を入力します。

[L]:L(接合プレートの長さ)の値を入力します。

[M]:M(プロファイルとプレートの間の最小オーバーラップ)の値を入力します。

トラスのカスタマイズが終了したら、ダイアログボックスの右下にある[別名で保存]ボタンをクリックします。新規のトラスオブジェクトに名前を付け、現在のライブラリに格納するように求められます。