ベクトル塗りつぶしの表示

ベクトル塗りつぶしは、ハッチングパターンを使用し、組み立て要素の切断面または上部表面(表面塗りつぶし)を表現するために使用できます。材質にベクトル塗りつぶしを割り当てることもできます。

平面図の場合

平面図で、ベクトル塗りつぶしのハッチングが要素に表示されるのは、[表示]→[表示オプション]→[実際の塗りつぶし外観]を有効にしている場合のみです (これが無効な場合は、塗りつぶしのビットマップ面が表示されます)。

3Dウィンドウの場合

3Dウィンドウの組み立て要素は、ビルディングマテリアルにより割り当てた材質を使用して表示されます。これらの材質は、要素の[設定]の[モデル]パネルを使用して、要素レベルで上書きできます。

この材質にベクトルハッチングが含まれている場合、このハッチングが3Dウィンドウに表示されるのは、3Dスタイルで[ベクトルハッチング]「あり」に設定し、ベクトル3Dエンジンを使用している場合のみです。

https://helpcenter.graphisoft.com/jp/wp-content/uploads/sites/3/archicad-25/070_documentation/VectHatching3D.png 

材質 表面塗りつぶし前景パネル」も参照してください。

断面/立面/展開図、および3Dドキュメントウィンドウの場合

断面図/立面図/展開図、および3Dドキュメントウィンドウでは、設定ダイアログボックスの[モデル表示]パネルにある[材質 - 表面塗りつぶし前景]チェックボックスをオンにした場合のみ、ベクトルハッチングが表示されます。

https://helpcenter.graphisoft.com/jp/wp-content/uploads/sites/3/archicad-25/070_documentation/VectorialCheckbox.png 

詳細は、「モデル外観(断面図タイプのビュー)」および「3Dドキュメントのモデル外観パネル」を参照してください。

材質 - 表面塗りつぶし前景の設定は、レンダリングされるビューには影響しません。

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