MEP互換のライブラリ部品

MEP互換のライブラリ部品(ダクト、パイプ、ケーブルシステムで使用するスマート接続を含む)は、以下にあります。

MEPライブラリ

通常のARCHICADライブラリ

BIMcomponents上の多用途のMEPライブラリ内

Versatile MEP Library」を参照してください。

MEPライブラリ

MEPライブラリには、特別に設定されたMEP要素が含まれています。

https://helpcenter.graphisoft.com/jp/wp-content/uploads/sites/3/archicad-25/081_mepmodeler/MEPLibrary.png 

よく使用されるMEP要素:

直線セグメント:両終端の形状が同一のダクトなどです。ダクトツール、パイプツールおよびケーブルキャリアツールが挙げられます。

ベンド:一部のベンドはルーティング中に、またはMEP要素を編集した結果、自動的に挿入されます。

遷移:これは、両終端の形状が同一ではない直線セグメントです。遷移は、幅/高さ/形状の異なる2つのMEP要素を接続するために使用します。

接合部:T型接合部、Y型接合部および分岐などがあります。

ターミナル:例えば、パイプまたはダクトの終端に配置された天井ディフューザ、格子、スプリンクラーなどです。ターミナルの接続ポートは1個のみです。

インライン:ルートの内部に配置されている、バルブやフィルタなどです。インライン要素は、両終端が開いている直線セグメントです。

機器:1つまたは複数の接続ポートを持つ炉などです。1つの機器要素は通常、複数のMEPシステム(暖房、排気口など)に割り当てられ、複数の(パイプ、ダクト) MEP要素タイプに接続されます。

ARCHICADライブラリのMEP互換オブジェクト

この洗面台などARCHICADライブラリで使い慣れた多くの要素には、MEPカスタム設定が含まれています。これにより、MEPルートのオブジェクトにこれらの要素を接続することができます。

https://helpcenter.graphisoft.com/jp/wp-content/uploads/sites/3/archicad-25/081_mepmodeler/Basin.png 

MEPラベル

このラベルを使用して、MEPシステムやダクト直径などのMEP関連の要素データを簡単に表示できます。

https://helpcenter.graphisoft.com/jp/wp-content/uploads/sites/3/archicad-25/081_mepmodeler/MEPLabelBox.png 

 https://helpcenter.graphisoft.com/jp/wp-content/uploads/sites/3/archicad-25/081_mepmodeler/MEPLabelExample.png

MEP接続ポートの表示

1.[ドキュメント]→[モデル表示]→[モデル表示オプション]を選択します。

2.[ライブラリ部品のその他の設定]パネルを開きます。

3.オブジェクト設備のモデル表示オプションを有効にします。

https://helpcenter.graphisoft.com/jp/wp-content/uploads/sites/3/archicad-25/081_mepmodeler/MEPConnectYes.png      https://helpcenter.graphisoft.com/jp/wp-content/uploads/sites/3/archicad-25/081_mepmodeler/MEPConnectNo.png

モデル表示オプション:ライブラリ部品のMEP接続を表示または非表示にする

MEP互換オブジェクトの要素タイプ:オブジェクトか機器か」も参照してください。

関連トピック

MEP接続ポート

MEP要素の設定