特殊なリノベーション状況のワークフロー

ARCHICADのリノベーション機能を使用すると、適切なリノベーションスタイルを個々の要素に割り当て、リノベーション処理のさまざまな段階に対応して、さまざまなフィルタで要素を表示できます。多くの場合、要素スタイルの割り当てとフィルタオプションの定義が完了したら、既存プラン、新設、プランステータスなど、ビューをクリックするだけでグラフィカルなフィードバックを表示できます。要素の表示は自動的に変更されます。

ただし、一部のリノベーション処理では、単なる個別要素ではなく、要素の構成要素が必要な場合があるため、ビューの切り替えだけではそのスタイルを伝えることができません。この制約は、各ビューで必要な要素を個別に再作成し、正しいリノベーションステータスを割り当てることで回避できます。

[リノベーション]パレットの「現在のリノベーションフィルタでのみ表示」機能を使用すると、要素の表示を特定のフィルタに限定することができます。つまり、要素が特定のビューフィルタでしか表示されなくなります。

単一のリノベーションフィルタのみで要素を表示する」を参照してください。

取得する新しい建築構成要素の総数と解体して除去する建築材質の総数の把握に役立つ一覧表のビューを設定できます。

以下の例を参照してください。

壁に断熱材を追加する:リノベーションワークフロー

既存のドアフレームに新しいドアパネルを追加する:リノベーションワークフロー

リノベーションを実行する部屋のゾーンスタンプ:リノベーションワークフロー

リノベーションプロジェクトの材質数量をリストする